中国の王毅外相がニューヨークでキューバ・ポルトガル外相と会談、主権尊重と国際秩序を強調
中国の王毅外相がニューヨークを訪れ、キューバおよびポルトガルの外相とそれぞれ個別に会談しました。今回の訪問の目的は、国連安全保障理事会において「国連憲章の目的と原則の維持、および国連を中心とした国際システムの強化」をテーマとしたハイレベル会合を主宰することにあります。
国連を中心とした国際秩序の模索
王外相は、現在の不安定な世界情勢の中で、国際社会が共通の願望を達成するためには、各国の主権と独立を尊重することが不可欠であると強調しました。特に、あらゆる形態のパワーポリティクス(力による政治)や威圧的な手法に反対する姿勢を明確にしています。
キューバとの連携:正義と「グローバルサウス」の視点
キューバのブルーノ・ロドリゲス外相との会談では、中国による継続的な支援と、正義を追求する姿勢について深い議論が交わされました。会談の主なポイントは以下の通りです。
- 経済的支援: 中国はキューバの経済発展と住民の生活向上を支援し、正当な主張を支持し続ける。
- グローバルサウスの権利: ロドリゲス外相は、中国が国際社会で合意を形成し、「グローバルサウス」の正当な権利と利益を守る能力を持つ唯一の国であると高く評価しました。
- 困難な現状への言及: キューバは現在、米国による封鎖や制裁により、革命以来最も困難な時期に直面していることが述べられました。
相互の信頼と戦略的協調
キューバ側は、台湾、ウイグル、および香港に関する中国の正当な立場を一貫して支持することを表明しました。両国は、それぞれの社会主義的な道を歩みながら、国際的な公正と正義を実現するために戦略的な意思疎通と調整を強化していくことで一致しています。
多角的な外交アプローチ
王外相はまた、ポルトガルのパウロ・ランジェル外相とも会談を行いました。詳細な内容は明らかにされていませんが、国連の枠組みの中で多様な国々との対話を重ねることで、中国が目指す国際的な合意形成へのアプローチが見て取れます。
主権の尊重という普遍的な原則を掲げながら、特定の国々との強い絆を再確認する今回の外交展開は、多極化する世界における中国の立ち位置を改めて示すものとなりました。
Reference(s):
cgtn.com