中国男子バレー上海が18度目V スーパーリーグ決勝を制す
中国男子バレーボールスーパーリーグの決勝第3戦が現地時間の日曜日に行われ、上海がホームで保定を3-1で下しました。これによりシリーズ成績を2勝1敗とし、クラブ史上18度目となるリーグ優勝を果たしました。
ホームで迎えた最終第3戦、上海が逆転で頂点に
中国男子バレーボールスーパーリーグの決勝は、上海と保定によるシリーズとなりました。日曜日に行われた第3戦は、ホームの上海が勝てば優勝、アウェーの保定が勝てば逆転優勝に望みをつなぐ重要な一戦でした。
試合はフルセットにもつれ込む可能性もある展開でしたが、上海が1セットを先取されながらも立て直し、3セットを連取する形で勝負を決めました。
第1セット:アウェーの保定が主導権を握る
立ち上がりで流れをつかんだのはアウェーの保定でした。上海よりもコンディションが良いように見え、攻守ともに安定したプレーを披露。スコアは一気に21-12と大きくリードし、そのまま25-17で先にセットを奪いました。
ホームの上海にとっては、厳しいスタートとなりましたが、このビハインドが結果的にチームの修正力を引き出す形となります。
第2セット:ローテーション変更で流れを変えた上海
第2セットでは上海がすぐに反撃に出ます。両チームが互いにポイントを取り合う展開となり、スコアは17-17のタイまで競り合いました。
ここで上海はローテーション(選手の並びやポジションの順番)にいくつか変更を加えます。この采配が的中し、終盤で主導権を握ることに成功。セットは25-22で上海が奪い返し、試合を振り出しに戻しました。
第3セット:精度を上げた上海、ミスに苦しむ保定
流れをつかんだホームの上海は、第3セットでさらにギアを上げます。攻撃の精度が高まり、スパイクやコンビネーションに安定感が出てきました。
一方の保定はミスが目立ち始め、スコアは20-14と上海が大きくリード。勢いそのままに25-19でセットを連取した上海は、優勝まであと1セットとします。
第4セット:サーブミスに乗じ、上海が勝負を決める
後がない保定は、第4セット序盤で再びリードを奪い、意地を見せます。しかし上海は堅いディフェンスで粘り、少しずつ点差を詰めていきます。
試合の流れを決定づけたのは、保定のサーブミスでした。相手の連続したサーブの乱れを上海が確実に得点へとつなげ、終盤で逆転に成功。最終的に25-22で第4セットも制し、シリーズに終止符を打ちました。
この勝利により、上海は中国男子バレーボールスーパーリーグで通算18度目となるリーグタイトルを獲得しています。
18度目の優勝が示す、上海クラブの強さ
今回の決勝シリーズで印象的だったのは、上海の「立て直す力」と「試合中の修正力」です。第1セットを大差で落としながらも、次のセットから冷静に対応し、シリーズをひっくり返しました。
- 大きくリードされて落とした第1セット後、すぐに戦い方を修正して第2セットを奪い返したこと
- 第2セット中盤のローテーション変更で流れを変えた、戦術面での柔軟さ
- 第3・第4セットで相手のミスを見逃さず、確実に得点につなげた集中力と勝負強さ
こうした要素が積み重なった結果として、18度目のリーグ優勝という実績につながったと言えます。
アジアスポーツを見るうえで注目したいポイント
中国男子バレーボールスーパーリーグの動きは、アジアのスポーツシーンやバレーボール界の力関係を考えるうえでも重要なニュースです。クラブレベルでの競争が激しくなるほど、代表チームの強化にもつながりやすくなります。
今回の上海対保定のシリーズは、スコアの上だけでなく、試合中の修正、メンタルの切り替え、ミスへの対応など、バレーボールの「勝ち方」を考えるうえで多くの示唆を与えてくれる内容でした。
日本のバレーボールファンや、アジア全体のスポーツビジネスや競技力の動向に関心のある読者にとっても、中国男子バレーボールスーパーリーグのような国際ニュースをフォローしておくことは、視野を広げるきっかけになりそうです。
Reference(s):
Shanghai win 18th China Men's Volleyball Super League championship
cgtn.com








