北京でサプライチェーン博覧会 第3回CISCEに世界から650社超
北京で開催中の第3回中国国際サプライチェーン博覧会
北京で第3回中国国際サプライチェーン博覧会(CISCE)が開かれています。5日間の日程で行われるこのイベントには、世界のサプライチェーン協力と産業連携の最新動向が集まっています。
650社超・75以上の国と地域が参加
今回の博覧会には、75以上の国や地域、国際機関から650社を超える出展者が参加しています。サプライチェーンをテーマにした国際ニュースとしても、規模の大きさが目を引きます。
- 出展者数:650社超
- 参加する国・地域・国際機関:75以上
- 会期:5日間(北京)
製造業から物流、デジタル技術まで、サプライチェーンに関わる幅広い分野の企業や団体が一堂に会し、協力やパートナーシップの可能性を探っています。
出展者の35%が海外企業 アメリカの参加も増加
注目されるのは、その国際色の濃さです。出展企業のうち海外の企業や機関が全体の35%を占めており、各国がサプライチェーン協力の場としてCISCEを重視していることがうかがえます。
さらに、アメリカからの参加は前回の博覧会に比べて15%増加しました。政治や安全保障の面では意見の違いがあっても、産業・サプライチェーンの分野では実務的な協力を模索する動きが続いていることを示していると言えます。
なぜサプライチェーン協力が重視されるのか
企業にとって、原材料の調達から生産、物流、販売までをつなぐサプライチェーンの安定は、経営の土台です。ひとつの地域に依存しすぎれば、自然災害や紛争、感染症などのショックで一気に供給が滞るリスクがあります。
そのため、各国や企業は次のような点を意識しながら、サプライチェーンの見直しと再構築を進めています。
- 調達先や生産拠点を多様化し、リスクを分散すること
- 物流網を強化し、輸送の遅延やコスト上昇に備えること
- デジタル技術を活用し、在庫や輸送状況をリアルタイムで把握すること
今回のようなサプライチェーン博覧会は、こうした課題を共有し、新しいパートナーを見つけるための場としても機能しています。
日本の読者にとっての意味
日本企業にとっても、グローバルなサプライチェーンの動きは無関係ではありません。北京で開かれているCISCEでの議論や提携は、部品調達の流れや新たなビジネスチャンスとして、日本にも波及する可能性があります。
特に、アジアの国や地域とどのように協力し、どこまでサプライチェーンを分散させるのかは、多くの企業にとって重要な経営判断になっています。国際ニュースとしてCISCEの動きを追うことは、自社や自分のキャリアにとってどのようなリスクとチャンスがあるのかを考えるきっかけにもなります。
押さえておきたい3つのポイント
- 北京で第3回中国国際サプライチェーン博覧会が5日間の日程で開催中
- 75以上の国や地域、国際機関から650社超が参加し、その35%が海外企業
- アメリカからの参加は前回比15%増となり、実務面での協力の広がりがうかがえる
サプライチェーンの強靭化と国際協力は、これからも世界経済を読み解くうえで欠かせないテーマです。今後のCISCEの発表内容や各国企業の動きにも注目が集まりそうです。
Reference(s):
cgtn.com







