中国本土・西蔵シガツェで新年、地震後の新居に集う「村の肖像」
中国本土南西部の西蔵自治区シガツェで迎えた新年初日、ある村が“村全体の写真”を撮りました。10か月前の地震を経て新居に移った住民たちの、静かな節目が写っています。
新年初日、村が一つのフレームに収まった
1月19日、シガツェで新年の初日を迎え、ディンジェ県ジドゥイ村の住民が集まりました。撮影したのは、村全体の集合写真に加えて、家族写真や個人写真。新年を「再会」と「団らん」で祝う、素朴で温かな行事になったといいます。
地震から10か月、33世帯は2025年11月に新居へ
この村では、西蔵自治区を襲ったマグニチュード6.8の地震から10か月が経過しています。被災した33世帯は2025年11月までに新しい家へ移り住んだとされ、今回の新年は、新居で迎える“初めての節目”にもなりました。
写真が記録したのは「再建」だけではない
ジドゥイ村で撮られた写真は、祝いの記念であると同時に、村の「新しい姿」を残す記録にもなっています。写ったのは建物の新しさだけではなく、暮らしを取り戻していくプロセスそのものです。
- 村全体が集まることで可視化される、コミュニティのつながり
- 家族写真に残る、再会と日常の回復
- 個人写真が映す、各人の“新しい生活の開始点”
「祝う」ことが、復興の体温を伝える
災害後の復興は、住宅の再建や移転だけで測れるものではありません。新年という時間に、住民が同じ場所に集まり、家族や村の姿を写真に残す。その行為自体が、地域の今を伝えるニュースになっています。
画面の中の笑顔や整列の仕方、家の前での立ち位置——そうした細部は、統計や進捗表には出てこない「生活の実感」をそっと示します。祝祭の写真は、復興の到達点というより、これから続く日々の入口を記録しているのかもしれません。
Reference(s):
Moments in new homes: New Year portraits of villagers in Jidui, Xigaze
cgtn.com








