エジプトとガザ地区を結ぶラファ検問所が、来週にも双方向で再開する見通しだと、パレスチナ側の高官が2026年1月22日(木)に明らかにしました。人の移動と物資の出入りを左右する要所だけに、ガザの暮らしと地域の先行きを占う節目になりそうです。
何が発表されたのか
発言したのは、ガザ行政を担う「ガザ行政のための国家委員会」を率いるテクノクラートのアリ・シャアト氏です。シャアト氏は「ラファ検問所は来週、双方向で開く」と述べました。
また、ガザ住民にとってラファは「門以上の存在」であり、「生命線であり、機会の象徴」だと強調。「ラファの再開は、ガザが未来と世界に対して、もはや閉ざされていないことを示す」とも語っています。
背景:停戦計画の一部、ただし閉鎖が続いてきた
今回の再開見通しは、ドナルド・トランプ米大統領が10月に発表したガザの休戦(トルース)計画の一部だとされています。一方で検問所はこれまで閉鎖されたままで、再開時期が注目されていました。
検問所をめぐる力学:イスラエルの関与と「コメントなし」
報道によれば、ラファ検問所は2024年以降、イスラエルが管理してきたとされます。今回の発表を受け、イスラエル側からの即時のコメントは伝えられていません。
「再開」で何が変わり得るのか
ラファ検問所の再開は、ガザにとって次のような点で影響が大きいとみられます。
- 移動の回復:治療・就学・家族再会など、生活に直結する往来の可能性
- 物流の回復:物資の出入りが安定すれば、暮らしの見通しに影響
- 休戦の実効性:計画が「紙の上」に留まらず、実際の変化として現れるか
ただし、再開が「いつ」「どの条件で」「どの規模で」行われるのかは、今後の運用次第です。発表どおりに双方向再開が実現するのか、現地の発表や関係者の続報が待たれます。
Reference(s):
cgtn.com







