ナイジェリア、南アフリカから130人の自国民退去を開始 排外主義懸念で
ナイジェリアは、南アフリカで起きている排外主義的な暴力を受け、同国に滞在する自国民130人の自愿的な退去準備を進めている。両国は外交・安保の両面で協調を深めている。
状況の背景
南アフリカではここ数年、外国人排斥のデモや暴力が度々発生しており、外国人経営の店舗が主な標的にされてきた。最新の一連の流れは、5月4日から8日にかけて新たなデモが予想されていることで、不安が広がっている。
ナイジェリア側の対応
Ojukwu外相は声明で「ナイジェリア人の生活とビジネスが危険にさらされ続けることは許されない」と強調。南アフリカでの死者2名に加え、不安が高まっているとし、130人が既に退去登録を終えたと明らかにした。
南アフリカ側の対応
Lamola外相は「両国は移民関連の課題に対し、根本原因に真剣に取り組むことで合意した」と述べる。Cachalia警察相は「排外主義、暴力、略奪いはいかなる状況でも容認しない」と語った。
在南アフリカの外国人数
南アフリカの統計局によれば、国内には約300万人の外国人が暮らしており、人口の5.1%にあたる。そのうち63%以上が南部アフリカ開発共同体(SADC)加盟国からの流入だ。
今後の見通
11月の地方選挙が近づく中、有権者の不安が排外主義的な動きを加速させる可能性が指摘されている。両政府は外交・安保協議を続け、緊張の鎮静化に向けた取り組みを続ける。
Reference(s):
Nigeria to evacuate 130 nationals from South Africa after attacks
cgtn.com