ニコン社長が語る中国国際輸入博覧会CIIE 中国の対外開放を支える舞台 video poster
上海で開かれている第7回中国国際輸入博覧会 CIIE に、光学機器大手のニコンが参加し、中国の対外開放を進める重要なプラットフォームだと位置づけています。約3500の出展者が集まり、400を超える新製品や新技術が披露されるこの国際博覧会は、いま何を映し出しているのでしょうか。
第7回中国国際輸入博覧会 CIIE が上海で開催中
現在、上海では第7回中国国際輸入博覧会 CIIE が開催されています。会場には、129の国や地域、国際機関からおよそ3500の出展者が参加し、多様な分野の企業や団体が一堂に会しています。
今回のCIIEでは、
- 出展者数は約3500社
- 参加は129の国や地域および国際機関
- 400を超える新製品 新技術 新サービスが初公開予定
とされており、国際ビジネスや最新テクノロジーに関心を持つ人にとっても、世界経済の流れを知る重要な場となっています。
ニコンが見るCIIEの意味 対外開放のプラットフォーム
今回のCIIEに合わせて、中国の国際メディアCGTNの番組で、ニコンのイメージング 光学 精密機器事業を率いる社長 徳成宗昭氏がインタビューに応じました。聞き手はキャスターのマイケル ワン氏です。
ニコンはカメラやレンズに代表されるイメージング技術だけでなく、精密計測や産業用の光学機器など、幅広い分野で事業を展開しているグローバル企業です。そうした企業がCIIEをどう見ているのかは、中国市場だけでなく、国際ビジネス全体の方向性を考えるうえでも示唆があります。
徳成氏は、CIIEを通じて中国市場に最新の製品や技術を紹介しつつ、現地のパートナーやユーザーと直接対話できる点を重視しているとみられます。輸出を売り込むのではなく、中国が海外から製品 サービス 技術を受け入れる場としてのCIIEを、ニコンは中国の対外開放の象徴的なプラットフォームと捉えていると言えるでしょう。
イメージングと精密技術がつなぐ協力の可能性
今回のCIIEでは、400件を超える新製品や新技術 新サービスが発表される予定です。ニコンのような光学 精密分野の企業にとって、この場は次のような側面を持つと考えられます。
- 中国市場やアジア市場に向けて、新しいイメージング技術や精密機器を紹介する機会
- 医療 産業用測定 デジタル製造など、他分野の企業との協業のきっかけ
- 中国のユーザーや企業が求めるニーズを直接把握し、製品やサービス改善につなげる場
中国の対外開放が進むなかで、光学や精密機器は、製造業の高度化や医療技術の向上など、多くの領域で基盤となる存在です。CIIEを通じて、こうした技術が国境を越えて共有されることは、企業だけでなく社会全体にとっても意味があります。
輸入博覧会が映す 中国経済と世界経済のいま
CIIEは、中国が海外の商品やサービスを受け入れることに焦点を当てた輸入博覧会です。中国市場に関心を持つ海外企業にとっては、単に売り込みの場というよりも、対話と情報交換の場になりつつあります。
今回の第7回CIIEに、129の国や地域 国際機関から幅広い分野の出展者が参加していることは、
- 中国市場の存在感が引き続き大きいこと
- 各国 各地域が対話と協力のチャンネルを重視していること
- 新製品や新技術を通じて、世界経済の次の成長分野を探る動きが続いていること
を示していると見ることができます。
日本企業とCIIE 読者が押さえておきたいポイント
ニコンのような日本企業がCIIEをどう活用しているかは、日本から中国やアジアを見るときの一つのヒントになります。現在進行形のポイントとしては、次のような点が挙げられます。
- 日本企業は、中国市場向けだけでなく、グローバル展開を見据えた技術や製品をCIIEで紹介している
- 中国は輸入博覧会を通じて、海外の技術やサービスを積極的に受け入れる姿勢を打ち出している
- イメージングや精密機器などの分野では、共同開発や長期的なパートナーシップの可能性も広がっている
オンラインで国際ニュースを追う読者にとって、CIIEは単なるイベント情報ではなく、
- 中国の対外開放の現在地を知る指標
- 日本企業のグローバル戦略を読み解く素材
- 技術とビジネスが交差する最前線のショーケース
として注目する価値があります。
これから何を注視すべきか
第7回CIIEが終わったあと、どの新製品や新技術が実際のビジネスや社会でどのように使われていくのか、そして企業と企業の協力関係がどのように発展していくのかが問われます。
ニコンを含む各国 各地域の企業が、この場をどのように活かし、中国の対外開放とともにどのような新しい価値を生み出していくのか。今後のニュースや各社の発表を追いながら、自分なりの視点で変化を追いかけていくことが、情報感度の高い読者にとって重要になりそうです。
Reference(s):
Nikon views CIIE as a platform for China’s opening up efforts
cgtn.com








