中国・アラブ若手リーダーが珠海に集結 未来協力への「架け橋」 video poster
中国とアラブ諸国の若い世代が、どのようにして「未来への架け橋」をつくろうとしているのか。2025年11月末、中国南部の広東省珠海市で開かれた第3回中国・アラブ諸国若手指導者フォーラムが、そのヒントを示しました。
珠海で開かれた第3回「若手指導者フォーラム」
中国・アラブ関係の新しい章をひらく場として位置づけられた「第3回中国・アラブ諸国若手指導者フォーラム(China-Arab States Young Leaders Forum)」が、2025年11月27日から28日にかけて、中国南部・広東省珠海市で開催されました。
今回のフォーラムは、「Bridges to the Future(未来への架け橋)」というテーマのもと、中国とアラブ諸国の若手リーダーが顔を合わせ、将来の協力のあり方を議論する場となりました。政治やビジネス、テクノロジーから文化交流まで、幅広い分野でのつながりづくりが狙いとみられます。
「中国の影響力は高まっている」ドバイからの視点
フォーラムを前に、ドバイを拠点とする企業 Dubai Holding で戦略パートナーシップとセールスを担当するモハメド・アルマルズーキ氏は、中国国際テレビ CGTN のインタビューに応じ、中国とアラブ諸国の若者同士の協力に大きな期待を示しました。
アルマルズーキ氏は、「中国の世界における影響力は高まり続けており、中国とアラブの若者による協力プロジェクトの展望は、ますますはっきりしてきている」と述べています。これは、中国とアラブ諸国の関係が政府間の外交だけでなく、次世代のリーダーたちのレベルでも深まりつつあることを示す発言といえます。
若者同士の協力がもたらすもの
中国とアラブ諸国は、エネルギー、インフラ投資、デジタル経済などの分野で協力を広げてきました。そこに若手リーダー同士のネットワークが加わることで、次のような動きが期待されます。
- スタートアップやイノベーション分野での共同プロジェクト
- 環境・気候変動や持続可能な開発をめぐる協力
- 文化や教育を通じた相互理解の促進
こうした交流は、一度きりのイベントではなく、長期的な人的ネットワークづくりにつながる可能性があります。
日本の読者にとっての意味
中国とアラブ諸国の若手リーダーがどのようなビジョンを共有するかは、日本にとっても無関係ではありません。中東地域はエネルギーや投資の重要なパートナーであり、中国・アラブ協力の方向性は、グローバルなサプライチェーンや新興市場の動きにも影響を与えうるからです。
日本のビジネスパーソンや学生にとっては、
- 中国とアラブ諸国がどの分野で新しい協力を模索しているのか
- 若い世代がどのような価値観や課題意識を共有しているのか
- そこに日本や日本企業がどのように関わりうるのか
を意識してニュースを追うことで、アジアと中東をまたぐ新しい潮流を読み解きやすくなります。
これからのフォローアップに注目
今回のフォーラムをきっかけに、具体的な共同プロジェクトや人材交流プログラムがどこまで実現していくかは、今後の重要なチェックポイントです。
中国とアラブ諸国の若手リーダーが築く「未来への架け橋」が、実際にどのようなかたちで世界の動きに反映されていくのか。今後も、中国ニュースや国際ニュースを通じて、その変化をていねいに追いかけていきたいところです。
Reference(s):
Bridges to the Future: A new chapter in China-Arab cooperation
cgtn.com








