第2回CISCE閉幕 協力協定6700件超が示すサプライチェーンの今 video poster
国際サプライチェーンの動向を映すChina International Supply Chain Expo(CISCE)の第2回が、11月30日に閉幕しました。5日間の会期で協力協定は6700件超に達し、参加企業や来場者数も前回から大きく伸びています。
5日間で約20万人が参加した第2回CISCE
11月26日から30日まで開催された第2回CISCEは、オンラインとオフラインを合わせて約20万人の参加者を集めました。主催者によると、この人数は第1回と比べておよそ3分の1増加しています。
中国国際貿易促進委員会(China Council for the Promotion of International Trade)の張少剛 副会長は、会期中のオフライン来場者が16万人に達し、出展者が1000を超えたと説明しています。国際ニュースとしても、1回目からの成長ぶりがうかがえる数字です。
参加企業は620超、海外比率は32%に
今年のCISCEには、企業、各種機関、国際機関を合わせて620超が参加しました。これは初回開催時から約2割の増加で、サプライチェーン分野への関心の高まりを物語っています。
出展者全体に占める海外参加の割合も、26%から32%へと上昇しました。その海外勢の約半数を欧州と米国の企業が占めており、サプライチェーンをめぐる連携の場として、CISCEが国際的な存在感を強めていることがわかります。
6700件超の協力協定と広がるビジネス接点
今回の第2回CISCEでは、国際的な出展者とサプライチェーンの上流・下流に位置するサプライヤーや顧客との間で、具体的なビジネスの接点が数多く生まれました。
主催者によると、国際的な出展者は、サプライチェーンの上流・下流に位置する3万7000を超えるサプライヤーとつながりを持ち、さらに1万8000を超える重要顧客とも接点を持ったとされています。その結果、会期中に締結された協力協定は合計6700件以上に達しました。
- 協力協定の締結数は6700件超
- つながりを持ったサプライヤーは3万7000超
- 接点を持った重要顧客は1万8000超
こうした数字は、CISCEが単なる情報発信の場にとどまらず、具体的な取引やパートナーシップの構築につながる実務的なプラットフォームになりつつあることを示しています。
来年のCISCEに向けた動きと今後の注目点
来年に予定されるCISCEの次回開催に向けて、すでに国内外の企業や機関68が出展を申し込んでいます。今回の会期中に多くの協力協定が結ばれたこともあり、継続的な参加を見込む動きが早くも出ている形です。
サプライチェーンの再構築や多元化が進むなか、こうした国際展示会は、自社の位置づけを確認し、新たな取引先や協力先を探る場として重要性を増しています。日本を含む各国の企業にとっても、どの地域でどのような連携が進んでいるのかを把握するうえで、CISCEのようなイベントの動向は注視しておきたいポイントと言えるでしょう。
国際ニュースを追ううえでも、数字で見えるサプライチェーンの変化は、世界経済の先行きを考える手がかりになります。今回のCISCEで示された6700件超の協力協定と、参加者・出展者の増加は、その一つのシグナルと言えそうです。
Reference(s):
CISCE concludes with over 6,700 cooperation agreements signed
cgtn.com








