ラテンアメリカ電子商取引でメルカドリブレ躍進 オンライン販売を席巻 video poster
ラテンアメリカの電子商取引市場で、アルゼンチン発のプラットフォーム「MercadoLibre(メルカドリブレ)」が、2025年も成長と投資の面で主導的な役割を果たしています。地域のオンライン販売を事実上リードする存在となっているこの企業の動きは、ラテンアメリカのデジタル経済を読み解くうえで重要な指標になりつつあります。
- アルゼンチンで生まれた電子商取引プラットフォームが、いまや地域全体のオンライン販売を席巻
- 2025年、成長と投資のスピードを決める「ペースメーカー」として注目
- ブエノスアイレスから、CGTNのジョエル・リチャーズ記者が現場の空気を伝えています
アルゼンチン発プラットフォームが地域のオンライン販売を支配
MercadoLibreは、アルゼンチンで創業されたラテンアメリカの電子商取引プラットフォームです。同社は現在、ラテンアメリカ地域のオンライン販売を支配的に掌握しているとされ、日常的な買い物からビジネス用途まで、幅広い取引が同社のプラットフォーム上で行われています。
ラテンアメリカは、人口規模とスマートフォン普及を背景に、オンライン市場の拡大が続いている地域です。その中で、地域発の企業であるMercadoLibreが主導権を握っている構図は、「グローバル企業 vs. ローカル企業」という単純な対立を超え、ローカル発のデジタルプラットフォームがどこまで存在感を高められるかを示すケーススタディにもなっています。
2025年、「成長」と「投資」のペースを決める存在に
2025年に入り、MercadoLibreはラテンアメリカの電子商取引分野で、成長と投資のペースメーカーとして位置づけられています。同社がどの程度の速度で事業を拡大し、どの分野に投資を進めるかは、他の企業や投資家にとっても重要な参考指標となります。
電子商取引の成長は、単にオンラインでの売上が増えるだけでなく、物流や決済、デジタルインフラなど、周辺分野への投資とも密接に結びつきます。MercadoLibreが打ち出す投資の方向性は、ラテンアメリカのデジタル経済全体の将来像を占ううえでも注目されています。
ブエノスアイレスから見える「出発点」
CGTNのジョエル・リチャーズ記者は、MercadoLibreが生まれたアルゼンチンの首都ブエノスアイレスから、この企業の歩みと現在の姿を伝えています。創業の地から見ると、ラテンアメリカ全域に広がったいまの姿との対比がより鮮明になります。
スタート地点となった都市から、地域全体をカバーする存在へと成長した企業の軌跡は、「デジタル経済をどう育てるか」という問いに対して、多くの示唆を与えます。特に、国内市場だけでなく周辺国へと視野を広げる発想や、地域共通のニーズに応えるサービス設計は、日本の企業にとっても学びのポイントとなり得ます。
日本の読者が押さえておきたい視点
国際ニュースとしてMercadoLibreの動きを追うことは、単に一企業の成功物語を眺めることではありません。ラテンアメリカのオンライン市場の変化は、次のような問いを私たちに投げかけています。
- 地域発のプラットフォームが、どのようにして巨大市場を主導する存在になり得るのか
- 電子商取引の成長が、日常生活や働き方、金融サービスのあり方をどう変えていくのか
- 日本やアジアの企業は、ラテンアメリカのデジタル化から何を学べるのか
ラテンアメリカの電子商取引を主導するMercadoLibreの存在は、世界各地で進むデジタル競争の「いま」を映し出す一例でもあります。国や地域が違っても、オンラインで「買う・売る」という行為が社会にもたらす影響を考えるヒントとして、今後も注視していきたい動きです。
Reference(s):
cgtn.com








