2025年春節、中国の越境旅行が各地でピーク 深圳とベトナム国境が活況
2025年の春節(旧正月)連休で、中国各地の港や国境ゲートが越境する人の動きでにぎわいました。中国メディアグループ(CMG)の報道によると、深圳やベトナムと接する雲南省・河口などで、出入境や移動の規模が前年を上回るピークに達したとされています。
多くの港で出入境が「新たなピーク」に
CMGは土曜日の報道で、2025年の春節連休が始まってからのここ2日間、多くの港で出入境をする旅客数が新たなピークを迎えたと伝えました。春節は家族の集まりや旅行が集中する時期であり、その動きが国境をまたぐ移動にもはっきり表れたかたちです。
深圳の越境移動、4日間で延べ210万人超
春節連休の最初の4日間、広東省深圳の出入境検査機関は、延べ210万人以上の越境移動を取り扱いました。前年の同じ時期と比べて9.4%増加したとされています。
- 対象期間:春節連休の初日から4日間
- 越境回数:延べ210万人以上
- 前年同期比:プラス9.4%
数字だけを見ると、深圳を経由する人の流れが、前年よりも一段と活発になっていることが分かります。
深圳-中山跨海通道、車両通行も急増
春節連休の開始以降、深圳と中山を結ぶ「深圳-中山跨海通道」では、これまでに合計33万3,900台の車両を処理しました。1日あたりの交通量は9万5,400台に達したと報じられています。
海を越えて都市同士を結ぶこのルートに多くの車両が集中していることは、春節に合わせた帰省や観光、ビジネスの移動が重なっていることを示しているとみられます。
ベトナムに接する雲南省・河口も観光客でにぎわう
中国南西部、ベトナムと国境を接する雲南省の河口県でも、春節連休中に越境する旅客数がピークを迎えました。
報道によると、春節期間中、河口から中国に入国するベトナム人観光客が多く、同県の国境ゲートも活況だったとされています。ベトナムとの地理的な近さを生かし、観光を通じた人の往来が広がっている様子がうかがえます。
数字が示すもの:地域間のつながりと観光需要
今回伝えられたデータからは、次のような傾向が読み取れます。
- 深圳をはじめとする沿岸部の都市で、越境ビジネスや観光が拡大している可能性
- ベトナムとの国境地域で、観光を中心とした人の往来が一段と活発になっていること
- 道路や通行ルートの整備により、春節のような大型連休における移動の選択肢が広がっていること
2025年の春節連休で見られたこうした動きは、中国と周辺地域の経済や観光の関係が今後どのように深まっていくのかを考えるうえでも、注目すべきサインといえそうです。
Reference(s):
cgtn.com








