中国映画『Ne Zha 2』が世界興行収入トップ10 北米でも存在感 video poster
中国映画『Ne Zha 2』が、世界の映画興行収入ランキングで歴代トップ10入りを果たしました。国際ニュースとしても注目されるこの出来事は、2025年の映画シーンにおいて、中国発の作品がどれほど世界に浸透しているかを象徴しています。
世界興行収入トップ10入りのインパクト
世界の興行収入ランキングは、映画産業の「いま」を映し出す指標のひとつです。その歴代トップ10に、中国映画『Ne Zha 2』が名を連ねたことは、英語圏の大作が中心になりがちなランキングにおいて、新たなプレーヤーが存在感を示したとも言えます。
具体的な作品名や順位の詳細は明らかにされていませんが、「歴代トップ10」という位置づけだけでも、その世界的なヒットぶりがうかがえます。中国国内だけでなく、多くの国や地域で観客を集めていることが背景にあるとみられます。
北米でもトップ5入り 3日間で721万ドル
米調査会社Comscoreによると、『Ne Zha 2』は北米での公開初週末、3日間で721万ドルを稼ぎ、週末の興行収入ランキングでトップ5作品のひとつになりました。
北米の映画市場は、世界でも競争が激しいことで知られています。その中で、中国映画がトップ5に入るという結果は、作品そのものの力に加え、中国映画への関心が着実に高まっていることを示しているとも受け取れます。
アカデミー会員も注目 オスカー候補への期待
米映画芸術科学アカデミーの会員であるシーラ・ソフィアン氏は、『Ne Zha 2』について、来年のオスカーで同作に投票したいとの考えを示しています。
この発言は、『Ne Zha 2』が単に興行面で成功しているだけでなく、映画表現としても評価されている可能性を示唆します。実際にどの部門で候補入りするか、あるいはしないのかは現時点では分かりませんが、アカデミー賞の行方を占ううえでも注目される作品になりつつあります。
広がる中国映画の選択肢
『Ne Zha 2』の成功は、中国映画が世界の観客にとって「一部の映画ファンだけのもの」ではなく、メインストリームの選択肢として受け入れられつつあることを示しています。大規模な興行収入をあげる作品が出てくることで、今後もさまざまなジャンルやスタイルの中国映画が海外に紹介されるきっかけになる可能性があります。
また、中国映画のヒットは、各国の映画会社や配給会社にとっても、新しいパートナーシップや共同製作の機会を考える材料になります。観客にとっては、ハリウッド作品に加えて、物語やビジュアル、文化的背景の異なる作品に出会う機会が増えるかもしれません。
日本の観客にとってのニュース性
日本の観客にとっても、このニュースは決して遠い話ではありません。世界興行収入の歴代トップ10に入るような中国映画が登場したという事実は、アジア発のエンターテインメントの影響力が高まっていることを示すひとつのサインです。
もし日本で『Ne Zha 2』を観る機会があれば、「なぜこの作品が世界中で支持されたのか」を意識しながら鑑賞してみると、単にストーリーを楽しむだけでなく、国や地域を越えて共有される価値観や感性について考えるきっかけにもなるかもしれません。
国際ニュースとしての数字やランキングを追うだけでなく、その背景にある文化や産業の変化にも目を向けることで、映画をめぐる世界の動きがより立体的に見えてきます。『Ne Zha 2』のヒットは、そのことを改めて教えてくれる事例と言えそうです。
Reference(s):
cgtn.com








