国際ニュース:中国旅行を語る9カ国の若者たち、武漢で体験共有
中国の文化や観光に関心のある人にとって注目の国際ニュースです。9カ国から集まった若者たちが中国中部・湖北省の武漢市で、中国旅行の経験を語り合い、中国のアニメ映画『Ne Zha 2』を鑑賞しました。現地を訪れた世代の視点から、中国の文化・風景・料理がどのように見えているのかが共有されました。
武漢に集まった9カ国の若者たち
金曜日、湖北省武漢市には9カ国から国際青年代表が集まり、中国各地を旅した経験を紹介しました。彼らはそれぞれの国の立場から、中国の印象をわかりやすく語り合い、参加者同士で共感や驚きを共有したとされています。
若者たちが話題にしたのは、主に次のようなポイントです。
- 歴史建築や伝統芸能など、中国の多様な文化
- 大都市のスカイラインから自然豊かな地方まで広がる風景
- 地域ごとに特色ある料理や屋台グルメ
こうした生の体験談は、統計やニュースだけでは見えてこない「今の中国」を立体的に伝えるものになっています。
アゼルバイジャン出身・ヘイダロフさんの「何度でも訪れたい中国」
参加者の一人、アゼルバイジャン出身のヘイダロフ・セイイドラサルさんは、中国を何度も訪れてきた経験を持つ若者です。CGTNの取材に対し、ここ数年で複数の都市を旅してきたと語りました。
これまでに訪れた主な都市は次の通りです。
- 首都・北京
- 経済の中心地・上海
- 温暖な気候と自然に恵まれた昆明
- 内陸部の都市として成長する合肥
- 古都として知られる西安
ヘイダロフさんは、中国を何度も訪れる中で、それぞれの都市が違った表情を持つことに魅力を感じているといいます。
「一度は訪れてほしい」という思いと家族旅行
ヘイダロフさんは、昨年は両親を中国に招待したと明かしました。「誰もが一度は中国を訪れて、文化を直接体験してみるべきだと思ったから」だと話しています。
家族とともに訪れたのは、世界的にも知られる歴史スポットでした。
- 北京の故宮(紫禁城)をじっくり見学
- 万里の長城に登り、そのスケールを体感
- 各地の料理を味わい、とくに火鍋を堪能
「画面越しでは伝わらない雰囲気を感じてほしかった」とも語るヘイダロフさんの姿からは、単なる観光を超えて、家族と一緒に文化を学び合う姿勢がうかがえます。
このエピソードは、異文化理解が個人だけでなく、家族単位でも広がっていくプロセスを象徴していると言えるでしょう。
旅の後は、中国アニメ映画『Ne Zha 2』を鑑賞
武漢で体験を共有した若者たちは、その後、中国のアニメ映画『Ne Zha 2』を鑑賞しました。旅行を通じて現地の街並みや生活に触れたあとに、映画というポップカルチャーに触れることで、中国のイメージを多面的に理解する機会になったと考えられます。
物語や映像表現を通じて、その国の価値観や美意識が垣間見えるのは映画の特徴です。実際に現地を歩いた後で作品を見ることで、画面に映る街や人々の姿も、より身近に感じられたのではないでしょうか。
なぜ今、「現地で見る中国」が重要なのか
今回のように、複数の国から若者が集まり、中国旅行の体験を共有する動きは、互いの理解を深めるうえで大きな意味を持ちます。インターネットやSNSを通じて世界の情報が簡単に手に入る一方で、「実際にその場所を訪れてみる」ことの価値は、むしろ高まっているとも言えます。
現地に足を運ぶことで、次のような気づきが生まれます。
- ニュースやSNSで見ていたイメージとのギャップや共通点を、自分の目で確かめられる
- 街の雰囲気、人々の話し方、食文化など、数字に表れない部分を体感できる
- 現地で出会った人との対話や交流が、その後の情報の受け止め方を変えてくれる
今回の国際青年交流は、その意味で「実際に見て、感じて、考える」きっかけづくりの一つと捉えることができます。
日本から見るこのニュース:私たちへのヒント
日本からこのニュースを読む私たちにとっても、いくつかの示唆があります。
- ステレオタイプではなく、現地で見た人の具体的な体験談に耳を傾けること
- 家族や友人と一緒に海外を訪れ、同じ風景や料理を共有することで、話題と記憶が長く残ること
- 旅行だけでなく、映画やニュースなど複数の窓から一つの国を見ることで、理解がより立体的になること
9カ国の若者たちが武漢で交わした会話や、中国各地を巡ったエピソードは、「どの国のことも、まずは自分の目と耳で確かめてみよう」というシンプルなメッセージを投げかけています。そうした姿勢こそが、穏やかで持続的な国際理解につながっていくのかもしれません。
Reference(s):
International youth representatives share China travel experiences
cgtn.com








