中国の労働節5連休で旅行急増 初日に3億4,000万件超が移動
2025年の中国本土の労働節(メーデー)連休では、国内旅行が大きく伸びました。初日だけで3億4,000万件超の移動が発生し、交通機関各社の利用が前年比で軒並み増加しています。
5日間に拡大した「労働節+公休日」
今年の国際労働節(労働節)は、中国で新たに公式の公休日が1日追加され、週末とあわせて合計5日間の連休となりました。春の穏やかな気候と相まって、多くの住民が旅行に出かけるきっかけとなりました。
初日だけで3億4,095万件の国内移動
中国交通運輸部の推計によると、この労働節連休の初日、中国全土で延べ3億4,095万件の国内移動が発生しました。中国本土の広い地域で、人の動きが一気に活発になったことがうかがえます。
交通手段別の内訳
主な交通手段ごとの利用状況は次のとおりです(括弧内は前年比):
- 鉄道:2,250万件(+8.7%)
- 道路:3億1,476万件(+7.8%)
- 水運:135万件(+53.5%)
- 航空:234万件(+9.1%)
いずれの交通手段も前年を上回り、とくに水運の伸び率が際立っています。鉄道や航空の利用も堅調に増えており、連休期間中の移動ニーズの高さが数字に表れています。
数字が示す旅行ニーズの高まり
5日間の連休と春の行楽シーズンが重なったことで、中国本土では強い旅行ニーズが一気に噴き出した形です。国内のさまざまな地域へ向けた移動が集中し、人々が余暇を楽しもうとする傾向が見てとれます。
今回のデータは、旅行・観光が中国本土の内需を支える重要な要素であることをあらためて示しています。今後も、休日制度の調整や季節要因によって、同様の旅行ラッシュが生じる可能性があります。
中国の連休シーズンの動きは、アジア全体の観光トレンドやビジネスのタイミングを考えるうえでも、一つの参考指標となりそうです。日本語で国際ニュースを追う私たちにとっても、こうした数字から何を読み取るかが問われています。
Reference(s):
cgtn.com








