中国交通運輸部のデータによると、2025年の端午節(ドラゴンボート・フェスティバル、Duanwu)連休では、中国国内で延べ6億5,370万件以上の地域間旅客移動が発生しました。前年から2.5%増となったこの数字は、中国の大型連休における人の動きの大きさを改めて示しています。
端午節連休で6億5,370万件の地域間移動
中国交通運輸部が火曜日に公表した統計によりますと、5月31日から6月2日までの端午節連休期間中、中国全土で地域間の旅客移動が延べ6億5,370万件以上に達しました。
前年の同じ端午節連休と比べて2.5%の増加となり、連休中の移動需要が引き続き高い水準にあることがうかがえます。
交通手段別にみる移動の内訳
今回の統計では、どの交通手段でどれだけ人が移動したのかも明らかになっています。全体を支えたのは道路での移動で、ほかに鉄道、水運、航空が続きました。
- 道路: 延べ5億9,732万件超で、全体の約9割を占めました。
- 鉄道: 延べ4,803万件で、全体の約7%を占めました。
- 水運: 延べ273万件で、全体に占める割合は約0.4%でした。
- 航空: 延べ563万件で、全体の約0.9%を占めました。
データからは、今回の端午節連休において道路が中国の地域間移動の中心的な役割を担っていたことが分かります。鉄道や航空、水運も一定の役割を果たしていますが、その比率は道路と比べると小さい構図です。
移動の増加が示すもの
端午節(Duanwu)は、中国で広く祝われる伝統的な祝日です。今年の連休で地域間旅客移動が前年より増えたことは、連休を活用した国内旅行や帰省などのニーズが堅調である可能性を示しています。
また、短期間にこれだけ多くの人が移動しても、各交通手段が連休中の需要に応えられたという点からは、道路や鉄道、航空、水運といったインフラと運行体制が大規模な移動を支える水準にあることもうかがえます。
日本からこの国際ニュースをどう見るか
人口規模の大きい中国では、連休のたびに数億単位で人が移動することがあります。今回の端午節連休のデータは、そのスケール感を具体的な数字で示したものと言えます。
日本のゴールデンウィークや年末年始の混雑と比べてみると、移動量の違いだけでなく、道路中心の移動構造や鉄道・航空の役割など、さまざまな比較の視点が見えてきます。こうした国際ニュースの数字に目を向けることで、隣国の社会や経済の動きをより立体的に理解する手がかりになります。
Reference(s):
China reports over 650 million inter-regional trips during holiday
cgtn.com








