エジプト経済専門家、BRICS諸国との完全な協力と中国との太陽光発電を強調 video poster
エジプトがBRICS諸国とどのような関係を築いているのか。最近行われた国際ニュースのインタビューで、その一端が明らかになりました。エジプト貿易・産業省の第一経済研究員であるHisham AbuBakr Metwally Mohamed氏は、エジプトは他のBRICS諸国と完全な協力関係にあり、その具体例として中国と進めるエジプト最大規模の太陽光発電プロジェクトを挙げました。
エジプト「BRICS諸国と完全な協力」と発言
インタビューでMohamed氏は、エジプトが参加するBRICSの枠組みについて、他の参加国との間に完全な協力があると述べました。発言は、中国を含むBRICS諸国との連携が、貿易や投資だけでなく、エネルギーやインフラなど幅広い分野に及んでいることを示唆しています。
特に、経済政策を担当する省庁の研究者がこのような表現を用いたことは、エジプト側がBRICSを中長期的なパートナーとして重視している姿勢を映し出していると言えます。単なる短期的な案件ごとの協力ではなく、戦略的な枠組みとしてBRICSを捉えている可能性があります。
中国と進めるエジプト最大の太陽光発電プロジェクト
Mohamed氏が具体例として挙げたのが、中国との協力によるエジプト最大の太陽光発電プロジェクトです。このプロジェクトは、エジプト国内のエネルギー供給を支えるだけでなく、再生可能エネルギー分野での技術協力や投資拡大の象徴として位置付けられています。
太陽光発電は、燃料を必要とせず、発電時に温室効果ガスをほとんど排出しないとされるエネルギー源です。エジプトのように日照が豊富な国にとっては、経済成長と環境負荷の低減を両立させる手段として注目されています。この分野で中国と協力しているという事実は、BRICS内の協力がエネルギー転換にも及んでいることを示す一例と言えるでしょう。
BRICS協力が持つ広がりと意味
今回の発言からは、BRICSという枠組みが単なる政治的な連携にとどまらず、具体的な産業プロジェクトを通じて形になりつつある様子がうかがえます。特に、インフラやエネルギー分野での協力は、各国の経済構造に長期的な影響を与える可能性があります。
エジプトにとって、中国との太陽光発電プロジェクトは、国内産業の育成や雇用創出、技術導入の観点からも意味を持つと考えられます。また、BRICS諸国との完全な協力という表現には、複数のパートナーとバランスよく連携しながら、自国の発展戦略を進めたいという思いも込められているように読み取れます。
日本の読者にとってのポイント
日本からこのニュースを見ると、いくつかのポイントが浮かび上がります。第一に、グローバルサウスと呼ばれる国々のあいだで、再生可能エネルギーを軸にした新たな経済協力の流れが強まっていることです。第二に、その中で中国が重要な役割を果たしていること、そしてエジプトのような国が複数のパートナーと連携しながら発展を模索していることです。
日本にとっても、こうした動きは無関係ではありません。エネルギー転換や新興国との協力のあり方を考えるうえで、BRICS諸国とエジプト、中国の連携は一つの参考事例となります。国際ニュースを日本語で丁寧に追いかけることで、世界経済の力学や新しい協力のかたちを、自分なりの視点でとらえ直すきっかけになるでしょう。
Reference(s):
Economist: Egypt has 'complete cooperation' with other BRICS countries
cgtn.com







