習近平氏が世界青年平和会議にメッセージ 若者に「平和の未来」託す
中国の習近平国家主席は、北京市で開かれている「世界青年平和会議」にメッセージを寄せ、平和な未来をつくる主役として各国の若者に連帯と行動を呼びかけました。今年(2025年)は、中国人民の抗日戦争と世界反ファシズム戦争の勝利から80年の節目にあたります。
習近平氏、世界青年平和会議にメッセージ
習近平国家主席は火曜日、世界青年平和会議に向けてメッセージを送りました。メッセージのなかで、80年前に中国人民が国際社会とともに、血みどろで困難な戦いを経てファシズムを打ち破り、ようやく平和を勝ち取ったと強調しました。
こうした歴史を踏まえたうえで、現在享受している平和は決して当たり前のものではなく、「得がたい平和」であるとの認識を示しています。
2025年、戦争勝利から80年という節目
習近平氏は、今年が「中国人民の抗日戦争と世界反ファシズム戦争の勝利から80周年」にあたると指摘しました。80年前、中国人民は世界の人々と肩を並べて戦い、最終的にファシズム勢力を打ち破りました。
その結果としてもたらされた平和は、多くの犠牲と「血みどろで困難な戦い」の上に築かれたものであり、歴史を忘れずに平和を守り続ける必要があるというメッセージがにじみます。
平和の未来は若者に託されている
メッセージの中心となったのは、平和と若者の役割です。習近平氏は、平和な未来を築けるかどうかは若い世代にかかっていると述べ、各国の若者に対し、この会議をきっかけに次のような行動を呼びかけました。
- 互いの考えを率直に交換すること
- 相互理解を深め合うこと
- 友情を育み、長く保っていくこと
さらに、若者が共に協力して平和を擁護し、平和的な発展のために行動することで、人類が「共に未来を分かち合う共同体」を築くための知恵と力を発揮してほしいと強調しました。
北京で開催される世界青年平和会議
世界青年平和会議は、北京で開催されている国際会議です。中国人民対外友好協会と中華全国青年連合会が共同で主催し、名称が示す通り、平和をテーマに若い世代が向き合う場となっています。
今回のメッセージは、この会議を通じて若者同士の交流を促し、国境を越えた理解や友情を育てることに期待を寄せた内容になっています。
読み解き:若者と平和をめぐるメッセージの意味
今回の発言は、戦争の記憶を振り返りながら、その教訓を次の世代の国際交流と協力につなげていこうとする姿勢を示したものだと受け止められます。平和を守る主体として若者を前面に押し出し、「対話し、理解し合い、友情を築く」ことを重ねて強調している点が特徴的です。
歴史の重みと向き合いながらも、未来志向で平和をどう築いていくか。読者のみなさんにとっても、「自分ならどのように平和づくりに関わるか」を考えるきっかけとなるニュースと言えそうです。
Reference(s):
cgtn.com








