2025年CIFTIS 初参加と常連が語る中国サービス貿易の機会 video poster
サービス貿易の国際ニュース: 2025年CIFTISが示したもの
2025年9月10日から14日まで北京の首鋼園で開かれた中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)は、初参加の企業と長年の常連が交わる場となり、サービス貿易の国際的なハブとしての存在感をあらためて示しました。
2025年CIFTISの概要
2025年のCIFTISは、中国の首都・北京にある首鋼園を会場に開催されました。会期は9月10日から14日までの5日間で、この間、世界のサービス貿易に関わる企業や団体が集まりました。
主催者側は、サービス貿易の国際的なハブとしての役割を前面に打ち出しており、今年の会期でもその位置づけが強調された形です。
初参加組と常連組、それぞれのねらい
今回のCIFTISの特徴として、会場には二つのグループが目立ちました。一つは、中国での新しいビジネス機会を探ろうとする初参加の出展者たちです。もう一つは、すでに毎年のビジネスカレンダーにCIFTISを組み込み、長期的に参加し続けている常連の企業や団体です。
初参加の企業にとって、CIFTISは中国市場に直接触れ、現地の産業やパートナーの可能性を見極める入り口となりました。一方、常連の参加者にとっては、既存のつながりを確かめつつ、新たな協力の余地を探る場となっています。
出展者が語る中国市場の魅力
出展者たちがそろって強調したのは、中国市場の規模の大きさと産業のダイナミズムでした。成長を続ける多様なサービス分野が集まる場として、中国は引き続き注目の的であることがうかがえます。
また、参加者からはCIFTISそのものの運営の質の高さを評価する声も上がりました。会場運営やマッチングの仕組みがプロフェッショナルで参加しやすいと受け止められており、これが毎年の参加につながっている面もありそうです。
- 広大な中国市場へのアクセス
- 変化の速い産業構造と新サービスの登場
- 組織運営やサポート体制の充実
キーワードは「感謝」「機会」「友情」
多くの出展者が、自らの参加経験を振り返る際に挙げた言葉が「感謝」「機会」「友情」でした。そこには、単に商談が成立したかどうかを超えた実感がにじみます。
感謝は、招待や支援を受けたことだけでなく、新しい市場やパートナーに出会えたことへの思いでもあります。機会は、成長の余地が大きいサービス貿易の分野で、次の一歩を踏み出すきっかけになったという意味合いを持ちます。そして友情は、複数年にわたって顔を合わせることで育まれてきた信頼関係を象徴しています。
こうしたキーワードは、CIFTISが単なる展示会ではなく、長期的な関係づくりの場として機能していることを示していると言えます。
ビジネスを超えた対話と相互理解の場
参加者たちは、CIFTISをビジネスの取引だけでなく、経験を共有し、アイデアを交換し、相互理解を深めるためのプラットフォームだと位置づけています。
サービス貿易は、目に見えるモノの取引に比べて、参加する人同士の信頼関係やコミュニケーションがより重要になりがちです。その意味で、CIFTISのように定期的に人が集まり、対話を重ねる場の価値は今後さらに高まる可能性があります。
日本の読者にとっての示唆
今回のCIFTISの様子から、日本の読者が押さえておきたいポイントを三つ挙げてみます。
- サービス貿易は世界経済の成長を支える重要な分野であり、中国を含むアジアでの動きが今後の方向性を左右し得ること
- 国際見本市は製品やサービスを売り込む場であると同時に、信頼と友情を積み重ねる長期的な関係構築の場でもあること
- 現地の参加者が何を機会と感じ、どのような友情を育てているのかに注目することで、ニュースの背景がより立体的に見えてくること
2025年12月現在、すでに今回のCIFTISは閉幕していますが、そこで交わされた対話や生まれたネットワークは、これからのサービス貿易と国際ビジネスの流れを静かに形づくっていくはずです。
Reference(s):
cgtn.com








