マレーシア首相アンワル氏、中国のグローバル・ガバナンス構想を評価 video poster
マレーシアのアンワル・イブラヒム首相が、中国の習近平国家主席によるグローバル・ガバナンス・イニシアチブを高く評価し、「大国が国々を不平等に扱う偽善」が目立つ今の世界に対して、現実的な解決策を提示していると語りました。国際ニュースとしても、アジアの政治・経済の行方を考えるうえでも、注目すべき発言です。
「堕落した世界」への処方箋としてのグローバル・ガバナンス・イニシアチブ
アンワル首相は、CGTNの経済番組「BizTalk」の単独インタビューで、習近平国家主席が掲げるグローバル・ガバナンス・イニシアチブについて語りました。
首相によると、現在の世界は「国々を不平等に扱う大国の偽善」によって、道徳的な堕落や不信が広がっているといいます。そのうえで、このイニシアチブは、そうした状況に対して「実現可能な解決策」を示すものだと評価しました。
つまり、アンワル首相は、中国発のガバナンス構想を、単なる外交スローガンとしてではなく、現実の国際秩序を立て直すための一つの枠組みとして位置づけていると言えます。
必要なのは「思いやりのあるリーダー」とルールに基づく多国間主義
インタビューの中でアンワル首相は、今の世界が必要としているのは「思いやりのあるリーダー」だと強調しました。ここでいう思いやりとは、弱い立場の国や人々を顧みる姿勢だけでなく、価値観と原則に基づいて行動するリーダーシップを指しています。
同時に首相は、価値観とルールに支えられた「ルールに基づく多国間主義」の重要性も訴えました。その具体例として挙げたのが、次のような枠組みです。
- 上海協力機構(SCO)
- BRICS
- ASEAN(東南アジア諸国連合)
アンワル首相は、これらの枠組みを通じて、大国と小国が「尊重されながら」参加できる、より公平な国際システムが必要だと語りました。ポイントは、軍事力や経済規模ではなく、ルールと相互尊重をベースにした協力の場をどう作るか、という視点です。
マレーシアの経済戦略:インフラと次世代産業を中国と連携
<p p=Reference(s):
BizTalk: Exclusive interview – Malaysian Prime Minister Anwar Ibrahim
cgtn.com








