ホリデーセールで急増するオンライン詐欺 ブラックフライデー後も要注意 video poster
アメリカでは毎年、ブラックフライデーやサイバーマンデーを中心にホリデーシーズンのセールが盛り上がりますが、このタイミングはオンライン詐欺の「ピークシーズン」でもあります。2025年の年末商戦が続く今、どのような手口があり、私たちはどう備えればよいのでしょうか。
米国の記者 Karina Mitchell 氏は、ホリデーショッピングで狙われやすい主な詐欺のパターンと、安全に買い物をするための基本的なポイントを整理しています。本記事では、その内容を手がかりに、オンラインで買い物を楽しむためのチェックポイントを日本語でまとめます。
2025年ホリデーシーズン、なぜ詐欺が増えるのか
年末が近づくと、多くの人がセール情報を探し、短時間で「お得かどうか」を判断しようとします。この「急いで決めたい心理」を、詐欺グループは巧みに利用します。
- 期間限定セールで「今すぐ」をあおる
- 人気ブランドや家電の「あり得ない割引」を見せる
- スマートフォンの小さな画面で細かい違和感に気づきにくい
こうした条件が重なるブラックフライデーやサイバーマンデー前後は、特に詐欺が増えやすいタイミングだと専門家は警告しています。
代表的なホリデーショッピング詐欺の手口
1. 本物そっくりの偽通販サイト
有名ブランドや大手通販サイトに似せた偽サイトに誘導し、クレジットカード番号や住所を盗み取る手口です。URLが一文字だけ違っていたり、デザインだけ本物をコピーしていたりするため、スマホで見ると見分けがつきにくいことがあります。
2. 偽の配送通知・追跡メッセージ
「荷物を配達しましたが不在でした」「配送情報を更新してください」といったSMSやメールから偽サイトに飛ばし、ログイン情報や決済情報を入力させるケースも目立ちます。多くの人が同時期に荷物を待っているホリデーシーズンは、この手口が特に有効になりやすいとされています。
3. SNS広告やフラッシュセールを装う詐欺
Instagram や X などのSNS上の広告から、不自然に安い商品ページへ誘導するケースもあります。決済しても商品が届かなかったり、まったく別物の粗悪品が届いたりする被害が報告されています。
4. 寄付やギフトカードを狙う詐欺
ホリデーシーズンはチャリティーやプレゼントの需要が高まるため、偽の寄付サイトや、ギフトカードの番号をだまし取る詐欺も増えるといわれています。「今寄付すれば2倍になります」など、感情に訴えるメッセージには特に注意が必要です。
今日からできる5つの自衛策
Karina Mitchell 氏がまとめた「安全に買い物をするためのポイント」を踏まえつつ、オンラインショッピング全般で意識したい基本的な対策を整理します。
- 公式アプリ・公式サイトからアクセスする
セール情報をSNSやメールのリンクから開くのではなく、必ず自分で公式アプリや公式サイトを起動して確認します。 - URLと運営者情報を確認する
アドレスバーのスペルが正しいか、「問い合わせ先」「会社概要」が明記されているかをチェックします。連絡先がフリーメールのみの場合は警戒した方が安全です。 - 「安すぎる」ものは一度立ち止まる
他サイトの価格と比べて極端に安い場合は、詐欺や偽物の可能性があります。「お得すぎる」と感じたときこそ、一度ブラウザを閉じて冷静になりましょう。 - クレジットカード明細をこまめに確認する
小さな不審な引き落としがないか、ホリデーシーズン中はいつも以上に明細をチェックすることが、被害の早期発見につながります。 - 個人情報の入力は最低限に
決済に不要な情報(マイナンバーや不要な本人確認書類など)を求められた場合は、すぐに離れるのが無難です。
日本の利用者にとっての意味
今回の話題はアメリカのホリデーシーズンに焦点を当てたものですが、同じようなオンライン詐欺の手口は、日本を含む世界各地で共通して見られます。年末年始のセールや福袋、ポイント還元キャンペーンなどが増える今、日本の利用者にとっても他人事ではありません。
「急いで決めない」「公式情報を自分で取りに行く」「おかしいと感じたら決済しない」という基本を押さえておくことで、ホリデーシーズンの買い物をより安心して楽しむことができます。
まとめ:お得さと安全性のバランスを意識する
2025年のホリデーシーズンも、ブラックフライデーやサイバーマンデーをきっかけに、オンラインショッピングはますます身近な存在になっています。その一方で、詐欺の巧妙さも年々増していると専門家は指摘します。
「少しでも違和感があれば一度止まる」というシンプルな行動が、被害を防ぐ最も確実な方法の一つです。セールの「安さ」だけでなく、「安全さ」も同時にチェックする――そんな視点を持てるかどうかが、この季節の買い物を賢く楽しめるかどうかの分かれ目になりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








