中国本土とメキシコ、貿易が過去最高に:来年の交渉前に協力拡大を議論 video poster
中国本土とメキシコの二国間貿易が過去最高を記録する中、メキシコシティでビジネス界と政治のリーダーが集まり、協力拡大に向けたフォーラムが開かれました。2026年に予定される重要な貿易交渉を前に、両国がどんな論点を整理し、どこに成長の余地を見いだそうとしているのかが注目されています。
何が起きたのか:メキシコシティでフォーラム開催
今回のフォーラムには、中国本土とメキシコの企業関係者に加え、政治分野の関係者も参加しました。狙いは、拡大してきた貿易の流れを背景に、協力を「量」だけでなく「質」でも深めるための具体的なテーマを持ち寄ることです。
背景:貿易は「過去最高」、次の焦点は2026年の交渉
二国間貿易が過去最高に達したことは、企業にとって市場機会が広がっていることを示す一方、供給網(サプライチェーン)や投資、規格・手続きなど、調整が必要な論点も増えやすい局面に入っていることを意味します。
とりわけ今回は、来年(2026年)の重要な貿易交渉を見据えた場として位置づけられていました。交渉そのものは政府間の枠組みで進みますが、実務を担う企業の課題感が事前に共有されるかどうかで、交渉後の「実装の速さ」は変わってきます。
フォーラムで意識されるポイント:協力拡大を“実務”に落とす
今回のようなビジネスフォーラムで論点になりやすいのは、次のような「現場に近いテーマ」です。
- 取引の円滑化:通関や手続きの分かりやすさ、予見可能性
- 供給網の安定:調達先の分散と効率の両立、リスク管理
- 投資と協業:現地生産、共同事業、技術・人材の補完関係
- 中長期の計画:交渉をまたぐ事業継続のシナリオづくり
貿易が伸びるほど、単純な「売る・買う」から、複数企業が関わる分業型の取引に移りやすくなります。そのとき鍵になるのが、ルールや運用の透明性、そして企業同士の信頼の積み上げです。
これからの見どころ:2026年の交渉までに何が積み上がるか
2025年12月時点で貿易が過去最高に達しているという事実は、足元の需要や取引が活発であることを示します。一方で、来年の交渉が近づくほど、企業は「条件がどう変わっても事業が回る設計」を求めるようになります。
今回のフォーラムは、その不確実性を前に、両国の関係者が協力の余地を探り、論点を可視化する場となりました。交渉が始まる前のこの時期に、どれだけ具体的な協力案件や課題整理が進むかが、次の局面を占う材料になりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








