アブダビのフィジタル・ドローンレース、中国チームは準々決勝まで video poster
2025年にアブダビで開催されている「Games of Future 2025」のフィジタル・ドローンレースで、中国のチーム「Super Pulse China」が準々決勝に進出しました。ただ、準々決勝の壁は厚く、ベスト8で大会を終えています。
フィジタル・ドローンレースとは?“現実×デジタル”の新しい競技
今回行われているフィジタル(Phygital)・ドローンレースは、フィジカル(現実の身体競技)とデジタル(仮想空間の要素)を組み合わせた競技です。ドローン競技が持つスピード感に、ゲーム的な設計や観戦体験が重なり、テクノロジー系スポーツとして注目を集めています。
大会の基本情報:16チームが参加、2人1組で「50周リレー」
主催者発表の競技フォーマットは次の通りです。
- 参加:16チーム
- 本戦(メインステージ):各チーム2人の選手がリレー形式で合計50周を走破
- 仮想エアトラック:全長250メートル
- 障害物:18個(ゲートやフラッグなど)
短距離の瞬発力だけでなく、障害物を安定して抜け続ける精度、交代を含めたチーム運用、そしてミスが命取りになる集中力が求められる設計です。
Super Pulse Chinaの結果:準々決勝進出も、上位進出はならず
中国チームのSuper Pulse Chinaは、トーナメントを勝ち上がり準々決勝へ進出しました。一方で、準々決勝を突破することはできず、今大会はベスト8でのフィニッシュとなりました。
ドローンレースはわずかな操作のブレが周回遅れやロスにつながりやすく、特に障害物が多いコースでは「攻め」と「確実性」の配分が結果に直結します。準々決勝は、そうした総合力がより厳密に問われるラウンドだったと言えそうです。
なぜ今、この競技が面白いのか:観戦スポーツとしての“設計”が進む
フィジタル競技の特徴は、競技そのものの速さだけでなく、観る側が「何が起きているか」を理解しやすいよう、コースや障害物、周回数などが設計されている点にあります。今回のように、250メートルのコースに18の障害物を置くことで、単純な直線勝負ではなく、判断と技術の差が映像でも伝わりやすくなります。
テクノロジーと競技設計が組み合わさることで、eスポーツとリアルスポーツの中間のような新しい観戦体験が生まれているのが、2025年の「Games of Future」を象徴するポイントの一つです。
Reference(s):
cgtn.com








