中国本土・新疆ジムナイ港、活タラバガニ輸入が2025年に過去最高1億元超 video poster
中国本土の新疆ウイグル自治区にあるジムナイ港で、2025年の活タラバガニ輸入が過去最高を記録しました。取引額は1億元(約1430万ドル)を超え、鮮度を守る通関の工夫とあわせて、中国本土の高級シーフード需要を支える動きとして注目されています。
何が起きた? 2025年に「活タラバガニ輸入」が記録更新
中国本土の新疆ウイグル自治区・ジムナイ港では2025年、活タラバガニの輸入が拡大し、貿易額が累計で1億元(約1430万ドル)を上回りました。港としても「記録的な水準」とされています。
鮮度が命:優先通関で“到着後すぐ”を支える
生きたまま流通させる活カニは、時間と温度が品質を左右します。ジムナイ港では鮮度確保のため、通関で優先措置を取り入れているとされます。
- 到着後の検査(到着時検査)
- 優先的な通関手続き
- 迅速なリリース(ファストトラック)
「輸入量」だけでなく、「生きた状態で届ける」ためのオペレーションが取引拡大の前提になっている点がポイントです。
北極圏産の活タラバガニ、どう運ばれている?
輸入された北極圏産のタラバガニは、到着後に国内市場へ直接出荷されるか、温度管理された水槽で一時保管されたうえで流通します。配送先としては北京や上海などの主要都市が挙げられています。
高級食材ほど「いつ、どの状態で届くか」が価値になります。港での迅速な手続きと保管設備は、需要地までの時間差を埋める“品質のインフラ”として機能しているようです。
背景:2024年10月から「唯一の輸入ゲート」に
ジムナイ港は2024年10月以降、新疆ウイグル自治区における活タラバガニ輸入の唯一のゲートウェイとされています。窓口が集約されることで、通関の運用設計や物流の最適化が進みやすくなり、2025年の伸びにつながった構図が見えてきます。
年末時点で見える論点:高級需要と物流の“相性”
2025年は、活タラバガニという繊細な商材が、通関の優先措置と温度管理によって広域流通し、主要都市の需要に結びついた一年でした。今後は、こうした高鮮度の輸入品がどこまで安定供給されるのか、そして需要の変化が物流設計にどう反映されるのかが静かな焦点になりそうです。
Reference(s):
China's Xinjiang live king crab imports hit record $14.3 mln
cgtn.com








