中国本土の製造業PMI、12月に50.1へ回復 年末に拡大圏
中国本土の製造業の景況感を示す製造業PMI(購買担当者指数)が、2025年12月に「50.1」となり、前月から上昇して拡大圏に戻りました。年末にかけて、需要と生産の動きがそろって改善した形です。
発表のポイント:PMIは50.1、前月から0.9ポイント上昇
国家統計局(NBS)と中国物流購買連合会(CFLP)が31日に公表したデータによると、12月の中国本土の製造業PMIは50.1でした。前月から0.9ポイント上昇し、景況の分かれ目とされる「50」を上回っています。
PMIは一般に、50を上回ると「拡大」、50を下回ると「縮小」を示すとされます。今回の結果は、製造業が年末にかけて再び成長の勢いを取り戻したことを示唆します。
需要の持ち直し:新規受注は50.8に
市場需要にも回復のサインが見られました。新規受注指数は12月に50.8となり、11月から1.6ポイント上昇しました。
NBSのサービス業調査センター主任統計師の霍立輝(Huo Lihui)氏は、需要環境の改善が数字に表れていると説明しています。
生産も堅調:生産指数は51.7、需要と政策期待が下支え
企業側の生産活動も拡大しています。生産指数は51.7と、前月から1.7ポイント上昇しました。
霍氏は、強まった需要に加え、政策面での期待感が製造業の生産拡大を支えたとの見方を示しました。
この数字をどう読む?「回復のきっかけ」か「一時的な反発」か
12月のPMIは拡大圏に戻った一方で、50.1は大きく上振れした水準ではありません。注目点は、
- 需要(新規受注)が50を上回ったこと
- 生産指数が51台まで上がったこと
- 企業の政策期待が支えとして言及されていること
といった「回復の手触り」が複数の項目にまたがっている点です。年末の改善が年明け以降の継続的な流れになるのか、次の統計で確認する局面に入ります。
Reference(s):
China's manufacturing PMI returns to expansion at 50.1 in December
cgtn.com








