ノバルティスCEO:中国本土の開放と技術革新が世界で存在感 video poster
中国本土の国際的な存在感は、かつての「市場の大きさ」だけで語られる時代から、技術革新(テック・イノベーション)を軸に語られる局面へ移りつつあります。ノバルティスのバサント・ナラシムハンCEOはCGTNのインタビューで、中国本土の「開放(オープン化)」の継続、技術面の前進、そして2026年の経済に対する見通しについて語りました。
「市場規模」から「技術力」へ──影響力の語られ方が変わる
今回の発言で印象的なのは、中国本土の影響力が「巨大市場」という一つの要素にとどまらず、技術革新によって形づくられつつある、という捉え方です。市場が大きいことは依然として重要ですが、技術の進歩が進めば、産業の競争力や国際的な存在感の出方も変わってきます。
ナラシムハンCEOが触れた「開放」と「技術革新」
ナラシムハンCEOは、中国本土が引き続き開放を進めていること、そして技術面での前進が世界への影響力を押し上げていることを、インタビューの中で語りました。
ここでいう「開放」は、海外企業にとっての事業環境や協業のしやすさ、研究・開発や人材交流といった広い文脈で受け止められます。製薬のように研究開発の比重が大きい産業では、技術革新のスピードと、国際的な連携のしやすさが同時に問われます。
2026年の中国本土経済、読み解く鍵は「継続性」
CEOは、2026年の中国本土経済について「今年何が起きるか」という観点でも言及しました。具体的な数値や政策の細部が示されたというより、開放と技術革新という流れが経済の見え方に影響する、という筋道が語られた格好です。
ニュースとして追う際は、次のような「継続性」を示すサインに注目すると、見通しを立てやすくなります。
- 開放姿勢が続いているか(対話や協業の機会が増えているか)
- 技術革新を後押しする動きが続くか(研究開発の流れが途切れていないか)
- 企業が中長期で投資判断をしやすい空気があるか(先行きの読みやすさ)
製薬企業の視点が映す「技術革新」のリアル
ノバルティスのようなグローバル製薬企業のトップが技術革新に言及することは、医療・ヘルスケアが「科学技術の結節点」にあることも示唆します。技術革新は半導体やAIだけの話ではなく、医薬品開発、臨床、製造といった現場の積み重ねにも直結します。
今回のインタビューは、中国本土の存在感をめぐる議論が「規模」から「質(技術・革新)」へと重心を移していることを、静かに確認する材料になりそうです。
Reference(s):
Novartis: China's opening-up and tech innovation fuel global influence
cgtn.com








