エチオピア航空、ボーイング787を9機追加発注 長距離需要増で
エチオピア航空がボーイング787ドリームライナーを9機追加で発注しました。長距離(ロングホール)移動の需要が高まる中、機材更新と路線拡大を同時に進める動きとして注目されています。
何が起きた?(2026年1月20日発表)
エチオピア航空とボーイングは1月20日(火)、エチオピア航空がボーイング787ドリームライナーを新たに9機発注したと明らかにしました。投入されるのは787-9で、同社はこれを使ってグローバルネットワークをさらに広げる計画です。
狙いは「世界145都市」ネットワークの拡張
同社によると、現在の国際ネットワークは145の国際目的地に広がっています。今回の787-9は、そのネットワーク拡張の中核として位置づけられています。
2025年12月に確定した「新規ボーイング発注20機」の内訳
今回の9機は、すでに発表されていたボーイング737 MAXの11機のコミットメント(購入意向)に続く動きです。両社の説明では、これらを合わせた新規のボーイング発注は計20機となり、2025年12月に最終確定したとされています。
- 今回:ボーイング787-9(ドリームライナー)9機
- 既発表:ボーイング737 MAX 11機
- 合計:新規ボーイング発注 20機(2025年12月に確定)
CEOコメント:燃費効率と「持続可能な航空」への言及
エチオピア航空グループCEOのメスフィン・タセウ氏は、同社サイト上の声明で、近代的で燃費効率の高い機材で機材構成を強化し、顧客サービスの向上につなげる考えを示しました。さらに、「持続可能な航空」を進める戦略的ビジョンの一環として、今後も追加導入を進める方針に触れています。
アフリカ最大級の787運航規模、路線の使い方は?
エチオピア航空は現在、アフリカ大陸で最大のドリームライナー運航規模を持つとされます。保有する787-8と787-9は、アディスアベバを起点に、欧州・アジア・北米の主要都市を結ぶ大陸間路線に加え、アフリカ域内の重要市場にも投入されています。
今回のニュースが示すポイント
- 長距離需要の増加を背景に、ワイドボディ機(大型双通路機)を追加する判断
- 路線網の「量」だけでなく、運航効率やサービス体験の「質」も同時に高める意図
- 短・中距離向けの737 MAXと、長距離向けの787-9を組み合わせた機材戦略
航空会社の成長戦略は、景気や旅行需要、運航コスト、環境対応など複数の要素が重なる“調整”の連続でもあります。今回の追加発注は、その調整を機材更新という具体策で前に進める動きとして、しばらく注目を集めそうです。
Reference(s):
cgtn.com








