新疆ウイグル自治区の霍爾果斯港、2025年の貨物量が過去最高の4600万トン超 video poster
中国本土・新疆ウイグル自治区の霍爾果斯(ホルゴス)港で、2025年の輸出入貨物量が4600万トンを超え、過去最高を更新しました。通関のデジタル化や手続き簡素化が進み、処理時間の短縮が数字として表れた形です。
2025年の実績:4600万トン超、前年比1.9%増
霍爾果斯港は、中国本土の「西向きの開放」を支える拠点の一つとされます。発表によると、2025年は輸出入貨物量が4600万トン超となり、前年比1.9%増で新記録となりました。
- 輸出入貨物量:4600万トン超(2025年)
- 伸び率:前年比1.9%増
- 過去最高を更新
「スマート化」と「迅速通関」で時間を圧縮
注目点は、物流のボトルネックになりやすい通関・引き渡し工程の短縮です。鉄道関連では「スマート鉄道港+迅速通関」といった取り組みにより、処理時間が次のように短くなったとされています。
- 輸入の処理時間:16時間
- 輸出の処理時間:1時間
また道路(陸路)側でも改革が進み、通関ステップを60%削減、効率を80%向上させたとされています。結果として、24時間体制の運用が可能になったという説明です。
何が運ばれたのか:輸入は機械類・銅・農産品、輸出はEVが目立つ
品目の内訳も、いまの貿易の空気感を映します。輸入は機械類、銅、農産品など。輸出は新エネルギー車(EVなど)、電子製品、繊維製品が挙げられ、なかでもEVが存在感を示したとされています。
数字の裏側:港の「速さ」が供給網の安定に直結する
貨物量の増加は需要の強さだけでなく、処理能力(さばける量)そのものが上がったことを示唆します。輸出は「時間の読みやすさ」が競争力になりやすく、輸入も「滞留の短さ」が調達コストに響きます。今回のように、手続きの削減や処理時間の圧縮が具体的な数字で示されると、港が単なる“通過点”ではなく、供給網の品質を左右するインフラであることが見えやすくなります。
2026年に入ったいま、昨年(2025年)の記録更新は、物流の現場で進む「デジタル化」と「運用改革」が、貿易量の拡大にどうつながるかを考える材料にもなりそうです。
Reference(s):
Record cargo volume achieved at Xinjiang's Khorgas Port in 2025
cgtn.com








