中国本土の春節興行、5日で28億元突破 多彩な新作がけん引
2026年の春節(旧正月)映画シーズンで、中国本土の興行収入(前売り含む)が、9連休の5日目にあたる木曜午後の時点で28億元(約4億530万ドル)を超えました。大型連休に合わせた公開作が出そろい、映画館の“書き入れ時”が数字として表れています。
何が起きた?:春節ボックスオフィスが28億元を突破
オンライン映画プラットフォーム「猫眼(Maoyan)」によると、2026年春節連休の興行収入(前売り含む)は木曜午後までに28億元を超えました。春節連休は日曜に始まり、9日間続くとされています。
もう一つの指標:2026年通年でも50億元を超える
興行データ追跡「Beacon」は、木曜時点で2026年の中国本土の累計興行収入(前売り含む)が50億元(約7億2,370万ドル)を超えたとしています。春節の数字は、年初の市場の勢いを測る温度計としても注目されます。
なぜ今重要?:世界有数の市場で“連休の強さ”が際立つ
春節連休は、中国本土の映画市場における最重要期間の一つです。帰省や家族の外出が増えるタイミングに合わせ、配給各社が話題作を集中投入しやすい構造があります。
- 連休の集中需要が数字に直結しやすい
- 作品の初動(初週)の勢いが、その後のロングランにも影響しやすい
- 幅広い層が動くため、作品の“裾野”が試される
今年の特徴:コメディからSFまで、ジャンルの幅で勝負
今年の春節シーズンは、コメディ、アクション、アニメーション、サイエンスフィクションなど、多彩なジャンルの新作が同時期に公開され、「選べる連休」を作りやすい編成になっています。家族連れ、若年層、熱心な映画ファンなど、異なる観客層が同じ期間に動くため、作品側も“刺さる入口”を複数用意する必要があります。
ここからの見どころ:後半戦で伸びるのはどのタイプ?
連休序盤は注目作が一気に稼ぎやすい一方、後半にかけては口コミやリピート、家族内の予定調整が効いてきます。ジャンルの多様さが、後半の伸び(あるいは分散)にどうつながるのか。春節が終盤に向かう中で、数字の積み上がり方にも視線が集まりそうです。
※興行データは猫眼(Maoyan)およびBeaconの公表値に基づきます(新華社の情報提供を含む)。
Reference(s):
cgtn.com








