ラテンアメリカ映画人が中国とのつながりを描く国際映画プロジェクト video poster
メキシコ、アルゼンチン、コスタリカ、チリの映画監督たちが、中国との関係を手がかりに自らの文化的ルーツを見つめ直す新しい映画プロジェクトに取り組んでいます。2025年現在、ラテンアメリカと中国を結ぶ国際ニュースとしても注目される動きです。
ラテンアメリカと中国をつなぐ新プロジェクトとは
今回のプロジェクトは、ラテンアメリカの映画人が「中国とのつながり」をテーマに、自国や自分たちの文化を改めて掘り下げようとする試みです。単なる異文化紹介ではなく、ラテンアメリカ側の視点から、中国との歴史的・社会的な関わりを見つめる点に特徴があります。
関係者たちは、物語映画やドキュメンタリーなど、形式にとらわれずに作品づくりを進めているとみられます。共通するキーワードは「ルーツ」と「対話」です。
メキシコ・アルゼンチン・コスタリカ・チリの映画人が集結
プロジェクトに参加しているのは、ラテンアメリカの中でも多様な歴史と文化をもつ次の4か国の映画人たちです。
- メキシコの映像クリエイター
- アルゼンチンの映画監督・プロデューサー
- コスタリカの若手映画人
- チリの監督・プロデューサー
それぞれの国は、中国との経済交流や人の往来、文化イベントなどを通じて独自の関係を築いてきました。その違いが、プロジェクトを通じてどのように作品の色合いとして表れてくるのかが見どころです。
セバスティアン・オリバリという存在
参加メンバーのひとりが、チリ出身の映画監督・プロデューサーであるセバスティアン・オリバリです。彼は、物語と現実のあいだを行き来しながら、観客に考える余白を残すタイプの作品づくりを目指しているとされています。
この国際映画プロジェクトの中で、オリバリはチリと中国のつながりを題材にしつつ、ラテンアメリカ全体に共有される問いも描こうとしているとみられます。たとえば次のような視点です。
- 日常生活の中に入り込んだ中国文化や商品へのまなざし
- 中国とのビジネスや留学を通じて変化する若者世代の価値観
- 歴史の中で形成されてきたラテンアメリカと中国のつながり
こうしたテーマを、個人の記憶や家族の物語に重ねることで、「国際ニュース」として報じられる大きな流れを、生活者の目線から見つめ直す作品が構想されていると考えられます。
なぜ今、「中国との関係」がラテンアメリカ映画のテーマになるのか
2025年の世界では、ラテンアメリカと中国の関係は経済だけでなく、文化や教育、テクノロジーなど多方面で存在感を増しています。今回のプロジェクトは、そうした流れの中で生まれてきた「文化的な対話」の一形態といえます。
映画人たちが注目しているのは、次のような問いだと考えられます。
- 自分たちの街や暮らしの中に入り込んだ中国とのつながりを、どう物語として描けるか
- グローバル化が進む中で、「ラテンアメリカらしさ」とは何かを、中国との関係を通じてどう再定義できるか
- ニュースでは見えにくい、市民同士の出会いや感情をどのように映像に落とし込むか
国と国の関係性だけでなく、人と人との交流に焦点を当てることで、ステレオタイプを超えた中国像とラテンアメリカ像を提示することが期待されています。
日本の視聴者にとっての意味
日本から見ると、「ラテンアメリカと中国の関係」は距離のある話に感じられるかもしれません。しかし、このプロジェクトが扱うテーマは、日本の読者や視聴者にも共通するものです。
- グローバル化の中で、自分の「ルーツ」や「アイデンティティ」をどう捉え直すか
- ニュースで見る「国」と、日常で出会う「人」とのギャップをどう理解するか
- 映画や映像コンテンツが、国際情勢を考えるきっかけになりうること
ラテンアメリカの視点から描かれる中国との関係を見ることで、日本と中国の関係を別の角度から考えるヒントにもなりそうです。
SNS時代の「シェアしたくなる国際ニュース」として
今回のような映画プロジェクトは、作品として完成する前から、制作過程のエピソードや監督たちのコメントがSNSで共有されやすいテーマでもあります。ラテンアメリカと中国、それを日本語で追いかける読者という三層構造は、国際ニュースをより身近な話題として届けるきっかけになります。
今後、このプロジェクトの進展や作品公開に向けた動きが明らかになれば、newstomo.com としても続報としてお伝えしていきたいテーマです。日常の会話やオンラインコミュニティで、「こんな視点の映画が始まっているらしい」とシェアしたくなる話題として、動向を追っていきたいところです。
Reference(s):
cgtn.com








