北京の大学生が「UniTea: Macao Tea Melody」でつなぐお茶と音楽の物語
北京の大学に通うマカオ、香港、台湾、中国本土出身の学生たちが、お茶と音楽でつながる特別番組「UniTea: Macao Tea Melody」に集まります。多様なバックグラウンドを持つ若者が、同じテーブルを囲んでお茶の物語を語り合う姿は、アジアの今を映し出すニュースでもあります。
「UniTea: Macao Tea Melody」とは
「UniTea: Macao Tea Melody」は、北京の大学で学ぶマカオ、香港、台湾、中国本土の学生たちが、茶芸に詳しいティーアーティストと共にステージに立ち、音楽パフォーマンスとともにそれぞれの「お茶の物語」や地域の茶文化を紹介するプログラムです。
番組は、中国の国際メディアであるCGTNが制作した特別企画で、マカオの中国への復帰25周年を祝う位置づけも持っています。記念の年に、お茶という日常的で親しみやすいテーマを通じて、異なる地域の若者が自分たちのルーツや文化を語る場が設けられている点が特徴です。
北京に集う、マカオ・香港・台湾・中国本土の若者たち
番組に参加するのは、マカオ、香港、台湾、中国本土から北京の大学にやってきた学生たちです。出身地域も言語も少しずつ異なる彼らですが、「お茶」という共通のキーワードを手がかりに互いの経験や価値観を共有します。
例えば、家庭でどのようにお茶が出されてきたのか、地域の祭りや行事とお茶の関わりはどうか、といった日常に根ざしたエピソードが語られることで、ニュースの見出しだけでは見えない素顔のマカオや香港、台湾、中国本土の暮らしが浮かび上がります。
音楽と茶芸が生み出す「共通言語」
この特別番組のもう一つの柱が音楽パフォーマンスです。ティーアーティストによる所作と、学生たちの音楽表現が組み合わさることで、ことばの違いを超えた「共通言語」が生まれます。
お茶をいれる動きや湯気の立ちのぼり、カップが卓上に触れる音など、日常の一コマにもリズムがあります。そこに歌声や楽器が重なることで、視覚と聴覚の両方から「お茶文化」を体感できる構成になっているとみられます。
マカオの中国復帰25周年という節目
今回の「UniTea: Macao Tea Melody」は、マカオの中国復帰25周年を記念する文脈の中で企画されています。政治や経済のニュースとして語られがちな節目を、あえて若者とお茶という柔らかな切り口で振り返ろうとする試みです。
マカオの歴史や制度だけでなく、そこで暮らす人々の日常や感情に光を当てることで、「25年」という時間の重なりをより立体的に感じられるようになります。お茶を介した個人的なエピソードは、統計や数字では見えない変化を伝えてくれます。
日本の読者にとってのポイント
日本でも、茶道や日常のお茶の習慣を通じて、人と人がつながる場面は少なくありません。マカオ、香港、台湾、中国本土の若者が、お茶と音楽を通じて互いを知ろうとする姿は、アジア共通のテーマとして受け止めることができます。
このニュースから、次のような視点を持ち帰ることができそうです。
- 国や地域が違っても、「お茶」という身近な文化が対話の入り口になりうること
- 政治や経済の話題だけでは見えない、若者の日常や感情に目を向けることの大切さ
- 記念の年を「祝う」だけでなく、その意味を自分の言葉で語り直そうとする動きが広がっていること
スマートフォン一つで世界のニュースに触れられる今だからこそ、画面の向こう側でお茶を手に語り合う同世代の姿に、自分自身の暮らしや地域とのつながりを重ねてみるきっかけになりそうです。
Reference(s):
Youths from Chinese universities gather for 'UniTea: Macao Tea Melody'
cgtn.com








