中国神話映画『Creation of the Gods II』続編、春節に世界公開へ
中国神話を題材にした中国映画『Creation of the Gods II: Demon Force』が、春節(旧正月)の初日に世界各地で公開予定であることが明らかになりました。本記事では、その公開情報と中国文化・神話の発信という観点から、この国際ニュースをコンパクトに整理します。
中国神話映画の国際ニュース:春節初日に世界公開を発表
中国の映画監督ウーアールシャン氏が手がける本作は、中国神話をもとにしたブロックバスター映画シリーズの続編です。作品の公式微博アカウントによると、『Creation of the Gods II: Demon Force』は、2025年の春節初日にあたる1月29日に公開予定とされています。
公開が予定されている地域は次の通りです。
- 北米:米国、カナダ
- 東南アジア:マレーシア、ブルネイ、シンガポール
- 欧州:フランス、イタリアの一部地域
- 中国の地域:中国香港、マカオ特別行政区、そして中国本土
春節の初日にあわせて、これだけ広い地域で同日に公開を目指す体制が示されたことは、中国神話映画を国際市場に本格的に届けようとする強い意志の表れと言えます。
英語ポスターが示す「古代神話」の世界観
今回の発表にあわせて、英語版のポスターが複数枚公開されました。ビジュアルでは、古代の神話物語を思わせる人物や舞台が切り取られ、重厚な雰囲気とともに、中国文化ならではの美意識が強調されています。
公式アカウントの情報によれば、これらのポスターは、国際的な観客に向けて中国神話の世界観をわかりやすく伝える役割を担っているとみられます。タイトル表記やコピーを英語にすることで、作品の入り口を広げ、字幕や予備知識がなくても「まずはイメージから興味を持ってもらう」設計になっていると考えられます。
今回の発表から読み取れる3つのポイント
短い発表内容の中にも、国際展開を意識したいくつかのポイントが見て取れます。
- 1. 春節と連動した公開戦略
中国やアジア各地で家族が集う春節初日に公開を設定することで、祝祭ムードと映画鑑賞を結びつける狙いがうかがえます。 - 2. 北米からアジア、欧州までをカバー
米国・カナダに加え、マレーシアやシンガポールなどの多民族社会、フランスやイタリアの一部地域、中国香港・マカオ特別行政区・中国本土までを含めた公開は、「世界公開」という言葉を裏づける幅広さです。 - 3. 英語ポスターで文化的ハードルを下げる
英語で情報を発信し、神話の世界観をビジュアルで見せることで、言語や文化の壁を越えて作品に触れてもらう工夫が見られます。
日本の観客にとっての意味合い
日本の観客にとっても、中国神話を正面から描いた大作映画が国際市場を意識して展開される流れは、アジア発エンターテインメントの広がりを考える上で注目に値します。
今回の『Creation of the Gods II: Demon Force』の情報は、まだ公開予定とポスター解禁という最初の一歩にとどまりますが、春節というタイミング、公開地域の広さ、英語ポスターという三つの要素から、中国文化と神話がどのように世界へ届けられようとしているのかを読み取ることができます。
今後、予告編や追加情報が出てくれば、中国神話映画の世界展開がどのように進んでいくのか、さらに具体的な姿が見えてきそうです。
Reference(s):
Chinese mythology blockbuster sequel announces worldwide release
cgtn.com








