アジア冬季大会ハルビンで元宵節 ランタンと湯円で国際交流 video poster
アジア冬季競技大会の会場となっている中国東北部・黒竜江省ハルビンで、伝統行事の元宵節(ランタンフェスティバル)を通じて各国・地域の参加者が中国文化に触れました。
アジア冬季大会と元宵節が重なる特別な夜
アジア冬季競技大会が開かれているハルビンは、氷雪の観光地としても知られる都市です。今回は、旧暦1月15日にあたる元宵節と大会の時期が重なり、街全体がランタンの明かりに包まれるなかで、国際色豊かな交流イベントが行われました。
元宵節は、春節(旧正月)シーズンの締めくくりとして家族団らんを祝う日とされ、カラフルなランタンを飾ったり、甘い団子の湯円(タンユエン)を食べたりするのが伝統です。
ランタンづくりから湯円まで 体験型の文化イベント
中国の国際メディアであるCGTNは、大会に参加する各国・地域の代表団やメディア関係者、選手たちを招き、元宵節を一緒に祝うイベントを開催しました。会場では、次のような体験が用意されたとされています。
- 色とりどりの紙を使ったランタンづくり
- リズム感あふれる中国の民俗舞踊を学ぶワークショップ
- ランタンに書かれた「なぞなぞ」を解く伝統遊び
- 湯円(もち米で作る甘い団子)の手づくり体験
とくに湯円づくりは人気を集め、参加者たちは丸い団子を一緒にこねながら、互いの国や地域の食文化についても語り合っていたといいます。
「中国文化を紹介する素晴らしい機会」香港のカーリング選手
中国香港特別行政区から参加したカーリング選手のヤン・ホー・ティン(Yan Ho Tin)さんは、今回のイベントについて「さまざまな国や地域から集まった参加者に、中国文化を紹介する素晴らしい機会だ」と話しました。
スポーツの国際大会では、競技だけでなく選手村や周辺イベントでの交流も重要な時間です。元宵節のような伝統行事を通じて文化を共有することで、言葉や国境をこえたつながりが生まれやすくなります。
スポーツと文化が交差するアジアの現場
今回の元宵節イベントは、アジア冬季競技大会という国際スポーツの舞台で、中国文化を体験してもらう「もう一つの競技」のような役割を果たしています。
・氷上でのパフォーマンス=競技
・会場でのパフォーマンス=文化交流
という二つのステージが重なり合うことで、参加者にとって大会の記憶はより立体的なものになっていきます。
ニュースでアジア冬季競技大会を見るとき、メダルの数や記録だけでなく、こうした現場での交流にも目を向けてみると、アジアのスポーツと文化の今が少し違って見えてくるかもしれません。
Reference(s):
Athletes, delegates celebrate Lantern Festival at Asian Winter Games
cgtn.com








