モスクワで春節を祝う2週間イベント 中国の旧正月が世界に広がる video poster
ロシアの首都モスクワで、春節(中国の旧正月)を祝う色鮮やかな2週間のイベントが開かれています。龍と獅子のダンスや伝統太鼓、中国のアーティストによる公演が続き、市民や観光客からは好意的な声が相次いでいます。
モスクワで開かれている春節イベントとは
2025年冬、世界各地で春節(中国の旧正月)を祝うイベントが広がるなか、モスクワも2週間にわたる大規模な催しを開催しています。この春節イベントは、市内の特設会場を中心に、誰でも気軽に中国文化を体験できる場として企画されたものです。
龍と獅子のダンスが象徴的な見どころ
会場の目玉は、アイコニックな龍と獅子のダンスです。長い龍が大勢の舞い手によってうねるように進み、カラフルな獅子が観客の近くまで跳ね回るパフォーマンスは、春節ならではの華やかさをモスクワの冬の街に持ち込んでいます。
日本の獅子舞にも通じる要素がありながら、動きや演出はよりダイナミックで、現地の人びとにとっても新鮮な体験になっているようです。
伝統太鼓とアーティストの公演が雰囲気を盛り上げる
龍と獅子のダンスと並んで人気なのが、迫力ある伝統太鼓の演奏です。リズムの効いた太鼓の音が会場全体に響き、観客の手拍子を誘います。また、中国から招かれたアーティストたちが音楽や舞踊、パフォーマンスを披露し、春節の物語や縁起の良いモチーフを紹介しています。
報道によると、この2週間のイベントでは、次のようなプログラムが用意されています。
- 龍と獅子のダンスパフォーマンス
- 伝統太鼓などによる音楽演奏
- 中国のアーティストによるステージ公演
現地からはポジティブな反応
モスクワから取材を伝えた記者ダシャ・チェルヌショワ氏によると、イベントには家族連れや若者など幅広い世代が訪れ、ポジティブなフィードバックが寄せられているといいます。色鮮やかな衣装やダイナミックな動きに驚く子どもたちや、一緒に写真を撮ったり動画を撮影したりする来場者の姿が目立ちます。
言葉の壁があっても、音楽やダンスを通じて自然に笑顔が生まれ、文化の違いを超えた一体感が生まれていることが伝えられています。
春節が世界に広がる意味
今回のモスクワでの春節イベントは、中国の旧正月が特定の地域だけの行事ではなく、世界各地で共有される季節の祝いになりつつあることを象徴しています。春節は、家族の再会や新しい年への願い、幸運を祈る節目として重視されており、その物語性や華やかな演出は多くの都市で受け入れられています。
日本から見た春節カルチャー
日本でも横浜や神戸、長崎などの中華街を中心に春節のランタンやイベントが年々定着しつつありますが、モスクワのように都市全体で2週間のフェスティバルとして祝う動きは、まだそれほど一般的ではありません。海外での広がりを知ることは、日本に暮らす私たちにとっても、旧正月との付き合い方やアジアの季節感を考えるきっかけになりそうです。
文化交流としての春節イベントをどう捉えるか
モスクワでの春節イベントは、単に観光コンテンツを増やすだけでなく、市民が異なる文化に触れ、お互いの暮らしや価値観への理解を深める場にもなっています。こうした文化イベントが日常の会話やSNSの中で話題になり、都市と都市、人と人の距離を縮めていく可能性もあります。
日本にいながら国際ニュースとしてモスクワの春節を追いかけることは、遠く離れた街で何が起きているのかを知るだけでなく、私たち自身の生活の中でどのように多文化と付き合っていくかを考えるヒントにもなります。
これからも、春節をはじめとする季節の行事が、世界各地でどのように受け止められ、ローカルな文化とうまく混ざり合っていくのかに注目していきたいところです。
Reference(s):
cgtn.com








