北京で出会うカザフスタンと中国 留学生が語る文化のつながり video poster
2025年、中国・北京でデータサイエンスと経済学を学ぶカザフスタン出身のアシヤさんとアビルカイルさんは、学問だけではない「留学の醍醐味」を日々実感しています。本記事は、彼らの学生生活を通じて見えてくる中国とカザフスタンの文化的なつながりを、日本語で伝える国際ニュースとしてお届けします。
北京で学ぶカザフスタン出身の2人
アシヤさんはデータサイエンス、アビルカイルさんは経済学の学位取得を目指し、北京の大学で学んでいます。講義や課題に追われる忙しい毎日のなかで、互いに支え合いながら生活するうちに、母国と中国のあいだに思いがけない共通点を見いだすようになりました。
「速いリズム」が似ている日常
2人がまず驚いたのは、北京の生活リズムの速さです。朝から夜まで人と情報が行き交うテンポの速さは、カザフスタンの都市部で慣れ親しんだ空気を思い出させるものでした。
- 次々と進んでいく講義やプロジェクト
- 短い休み時間に交わされる濃い会話
- 週末にも続く学びや活動のサイクル
そうした「速さ」はときにプレッシャーにもなりますが、2人にとっては母国との共通点を感じられる安心材料でもあります。異国にいながらも、どこか懐かしいリズムの中で自分の居場所を見つけつつあるのです。
敬老とコミュニティ 重なる価値観
日々の生活の中で、アシヤさんとアビルカイルさんが強く意識するのが、中国とカザフスタンに共通する価値観です。その中心にあるのが「年長者への敬意」と「コミュニティを大切にする姿勢」です。
敬意の示し方は違っても、根っこは同じ
家族や年長者を尊重する文化は、カザフスタンでも中国でも当たり前のように受け継がれてきました。挨拶の仕方や食卓でのマナーなど、表現の仕方には違いがあっても、「先に歩んできた人を敬う」という感覚は共通しています。2人は北京での暮らしの中で、その共通点に触れるたびに安心感を覚えるといいます。
コミュニティが支える留学生活
地域や仲間とのつながりを大事にする「コミュニティの力」も、両方の文化に共通する特徴です。キャンパスでは、同級生や友人との何気ない会話が、互いの文化を理解するきっかけになります。小さな輪がいくつも重なり合うことで、留学生にとって心強い支えとなるコミュニティが形づくられていきます。
学びを超えて広がる友情と自己成長
アシヤさんとアビルカイルさんの経験は、中国で学ぶことが単なる学位取得にとどまらないことを示しています。データサイエンスや経済学という専門分野の知識だけでなく、彼らは日々の対話や共同作業を通じて、国境を越えた友情や相互理解を育んでいます。
- 異なる背景を持つ仲間との出会いから生まれる新しい視点
- 自分の文化を説明する中で深まる「自分自身」への理解
- 将来、国や地域をつなぐ役割を担うかもしれないという自覚
こうした経験の積み重ねが、2人にとっての「自己成長」そのものです。教室で学ぶ理論だけでは身につかない感覚が、日々の生活の中で少しずつ形になっていきます。
読者への問いかけ: あなたなら何を学びたいか
カザフスタン出身の2人の留学生が北京で見つけたのは、国や言語の違いを超えて響き合う価値観と、新しい自分の輪郭でした。彼らの物語は、「留学」や「異文化との出会い」が決して特別な誰かだけのものではなく、誰にとっても身近な学びの形になりうることを教えてくれます。
もしあなたが別の国や地域で暮らすとしたら、どんな共通点や違いを見つけ、何を学びたいと思うでしょうか。スマートフォン一つで世界のニュースに触れられる2025年の今だからこそ、彼らのような一人ひとりの小さなストーリーに耳を傾けてみることが、国際社会を考える大きなヒントになるのかもしれません。
Reference(s):
Kazakhstan meets China: Student life and cultural connections
cgtn.com








