北京オークションでミントグリーンLabubuが約124万元の落札
2025年春に北京で開かれたYongle Spring Auction 2025で、ミントグリーンのLabubuフィギュアが手数料込み124万2000人民元(約17万ドル)という高額で落札されました。アートとトイの境界にあるコレクションの存在感を改めて示す出来事となりました。
北京オークションで誕生した「124万元Labubu」
今回話題となったのは、世界に一体しかないミントグリーンのLabubuフィギュアです。北京のオークション会場で競りにかけられ、そのニュース性から大きく報じられました。
Labubuフィギュアのハンマープライス(競り落とし時点の価格)は108万人民元(約15万ドル)。これだけでも、一般的なフィギュアのイメージからすると桁違いの金額と言えます。
落札額の内訳:ハンマープライスと買い手手数料
今回の最終的な支払額は、ハンマープライスに加えて買い手手数料が上乗せされる形で決まりました。公表されている数字を整理すると、次のようになります。
- ハンマープライス:108万人民元(約15万ドル)
- 買い手手数料(15%):16万2000人民元
- 合計支払額:124万2000人民元(約17万ドル)
今回のオークション取引では、落札価格そのものに加えて、買い手がオークション会社に支払う手数料が別途加算されています。15%のプレミアムが付くことで、最終的な金額は100万人民元の大台を大きく超える水準となりました。
ひとつのフィギュアに人々が惹きつけられる理由
ミントグリーンのLabubuフィギュアは「世界にひとつだけ」とされる一点ものです。希少性の高いコレクションは、それだけで価格が跳ね上がりやすくなりますが、今回の落札劇はその極端な例とも言えます。
また、こうしたキャラクター系フィギュアは、「おもちゃ」であると同時に、アート作品として楽しむ人もいる存在と言えます。コレクターにとっては、単なる娯楽アイテムではなく、自分の価値観や美意識を投影する対象になりつつあると見ることもできるでしょう。
アートと投資、そのあいだにあるアートトイ市場
今回のLabubu高額落札は、「アートトイ」と呼ばれる分野が、趣味の世界であると同時に資産としても意識され得ることを示す一例として受け止めることもできます。
一点もののフィギュアに100万人民元を超える資金が集まる背景には、
- 希少性の高い作品を所有したいというコレクター心理
- 将来的な価値上昇を期待する投資的な視点
- SNSなどを通じた話題性や発信力
といった要素が複雑に絡んでいると考えられます。
これからのコレクション文化を考える材料に
北京でのミントグリーンLabubuの落札は、フィギュアやキャラクターグッズに対する見方が変わりつつあることを意識させるニュースでした。趣味として楽しむのか、資産として捉えるのか、その中間にあるグラデーションをどう位置づけるのかは、これからのコレクター文化にとって重要な問いになりそうです。
124万2000人民元という数字は、多くの人にとって現実離れした額かもしれません。しかし、この金額の背後には、「好きなものにいくらまで払えるのか」「モノの価値をどう判断するのか」という、誰にとっても身近なテーマが隠れています。今回のLabubuのニュースは、自分にとっての価値ある一品について、あらためて考えてみるきっかけを与えてくれます。
Reference(s):
cgtn.com







