ドイツ映画プロデューサー、中国配給を視野に上海国際映画祭へ video poster
ドイツ映画ルイーザのプロデューサー、アンドレア・ウーファー氏が、今年開催された第27回上海国際映画祭での世界初上映を機に、中国市場を含むアジアでの配給先を見つけたいという思いを明らかにしました。この動きは、国際ニュースや映画ニュースとしても注目されています。
ドイツ発の作品が上海でワールドプレミア
作品ルイーザは、第27回上海国際映画祭のメインコンペティション部門に正式出品されました。ウーファー氏は、中国のメディアCGTNの記者の質問に答え、上海で世界初上映を迎えられた喜びを語りました。
同氏は「上海で世界初上映ができて本当にうれしく思っています。ここは非常に重要な映画祭であり、アジア市場、さらには中国市場でこの作品の配給を担ってくれるパートナーと出会えることを自然に期待しています」と述べています。
アジア・中国市場への配給を見据えた一歩
今回の発言からは、欧州の映画人がアジア、とりわけ中国市場での展開を重視している様子がうかがえます。中国市場は観客層の厚さや上映機会の多さから、海外作品にとっても重要な拠点となりつつあります。
- 劇場公開による興行収入の可能性
- 配信プラットフォームを通じた長期的な視聴機会
- 将来の共同制作や新作プロジェクトにつながる人脈づくり
上海国際映画祭は、こうした出会いの場として機能しており、ウーファー氏にとっても、配給会社やプロデューサーと直接対話できる貴重な機会となっています。
上海国際映画祭とドイツの映画祭を組み合わせる意味
ウーファー氏はまた、上海での経験が、ドイツでの映画祭参加と組み合わさることで、作品にとって非常に意味のあるプロセスになると強調しました。ヨーロッパとアジア、それぞれの映画祭で観客や業界関係者と向き合うことで、作品の受け止め方や議論のポイントも変わってきます。
異なる地域の反応を踏まえて作品の見せ方やプロモーションを調整できる点は、国際市場を視野に入れる映画人にとって重要な学びとなります。
文化交流としての国際映画祭
2025年現在、世界情勢が複雑さを増す中でも、映画祭は国や地域を超えた対話の場であり続けています。ドイツからの作品が上海で世界初上映を迎え、そこでアジアや中国の観客、映画関係者と出会うことは、単なるビジネスチャンスにとどまりません。
物語や映像表現を通じて互いの社会や価値観を知ることは、長期的には信頼や理解を育てる土台にもなります。ウーファー氏の配給パートナー探しは、そうした広がりを持つ文化交流の一コマといえそうです。
今後の行方に注目
ルイーザが今後、中国市場やアジア各地でどのような配給ルートを得るのかは、まだ明らかになっていません。しかし、第27回上海国際映画祭での世界初上映とウーファー氏の強い期待は、欧州発の作品がアジアにどのように届いていくのかを考えるうえで、一つの注目すべき事例になりそうです。
配給パートナー探しの結果とともに、作品そのものがアジアの観客にどのように受け止められるのかも、今後の焦点となっていきます。
Reference(s):
German producer Andrea Ufer hopes to find a film distributor in China
cgtn.com







