中国で博士号取得のアルメニア代表が語る深い絆と「ビザなし」招待 video poster
中国で博士号を取得し、今も中国で暮らし働くアルメニア代表の Safaryan Lusine さんが、北京で開かれた国際会議の場で「中国との深い絆」と自国アルメニアへの招待を語りました。
中国で育まれた「深い絆」
北京で開かれた「Global Civilizations Dialogue Ministerial Meeting(グローバル文明対話閣僚会合)」で、アルメニア代表として参加した Safaryan Lusine さんは、CGTN のインタビューに応じました。
「私は中国で博士号を取得し、今はここで暮らし働いています」と語る Lusine さんにとって、中国は単なる留学先ではなく、生活のベースとなる場所になっています。
インタビューの中で Lusine さんは、中国の発展ぶりや文化の豊かさ、日常生活の便利さを相次いで称賛しました。経済成長だけでなく、街の雰囲気や人々の暮らしからも、中国社会のダイナミズムを感じていることがうかがえます。
文明対話の場がもたらすもの
Lusine さんは、今回のような国際会議や対話の場が持つ意義も強調しました。異なる歴史や文化を持つ国・地域の代表が集まり、互いの経験や価値観を共有することで、新しい協力の可能性が見えてくるからです。
こうした「文明の対話」は、政治や経済の交渉とは少し違う次元で、人と人、社会と社会をゆるやかにつなぐ役割を果たします。中国で学び、暮らしてきた Lusine さんの言葉には、そうした交流の積み重ねへの実感がにじんでいます。
「ビザなし」でアルメニアへ 中国からの訪問を歓迎
インタビューの中で Lusine さんは、中国の人たちに向けて、自国アルメニアへの訪問を積極的に呼びかけました。
「中国の人にとってビザは不要です。皆さんを私の国にお迎えしたい。休暇でも、学びのためでも、交流のためでも大歓迎です」と語り、門戸が開かれていることをアピールしました。
アルメニアは、長く魅力的な歴史を持つ国だといいます。Lusine さんは、その歴史や文化に触れてもらうことで、中国とアルメニアの相互理解が深まり、新しい交流のきっかけが生まれることを期待しているようです。
- 休暇で訪れ、風土や文化に触れること
- 学びの場として滞在し、歴史や言語を知ること
- 研究者や学生同士の交流を進めること
個人のストーリーがつなぐ中国と世界
Lusine さんのように、「学び」をきっかけに中国と深く関わり、その後も生活と仕事の場として選び続ける人は各国にいます。そうした個人のストーリーは、統計や外交文書には表れにくいものの、国と国の関係をゆっくりと、しかし着実に変えていきます。
一人の留学生が、中国でキャリアを築き、今度は自国への招待を通じて新しい人の流れを生み出していく――今回のインタビューは、そんな連鎖の一例といえます。
読者への問いかけ:あなたならどの国とつながりたい?
グローバル化が進むなかで、「どの国で学び、どこで暮らすか」という選択は、以前よりも自由になりつつあります。Safaryan Lusine さんにとっての中国とアルメニアのように、二つ以上の場所を「自分と深くつながる場所」として持つ生き方も一般的になりつつあります。
もしあなたが、ある国と長く関わるとしたら、どこを選ぶでしょうか。そして、そこでどんな学びや交流をしてみたいでしょうか。国際ニュースを追うときも、こうした「個人の物語」を意識すると、世界の見え方が少し変わってくるかもしれません。
Reference(s):
A deep bond with China: Reflections from an Armenian delegate
cgtn.com








