南京大虐殺描く中国映画Dead to Rights 夏の中国興行で大ヒット
第二次世界大戦期の南京大虐殺を描いた中国映画Dead to Rightsが、今年夏の中国本土の映画市場で大ヒットとなり、8月15日に予定されていた国際公開を前に世界的な注目を集めていました。
南京大虐殺を描くDead to Rightsとは
Dead to Rightsは、第二次世界大戦中に起きた南京大虐殺を題材とする作品です。重い歴史を扱いながらも、多くの観客を映画館に呼び込み、中国発の国際ニュースとしても取り上げられています。
中国本土で興行収入19億元超
映画データプラットフォームBeacon Proによると、Dead to Rightsは7月25日の公開以来、中国本土の夏興行で首位を走り続け、累計興行収入は19億元およそ2億6500万ドルを超えました。歴史をテーマにした作品としては異例のスケールのヒットとなっています。
8月15日の国際公開へ、海外メディアも注目
作品の勢いは中国本土にとどまりません。オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、マレーシア、シンガポールなどでの上映を含む8月15日の国際公開を前に、すでに各国メディアが相次いで成功を報じました。イギリス拠点の映画業界メディアScreen Dailyは、Dead to Rightsが世界の週末興行成績で首位に立ったと伝え、国際映画市場での存在感を強調しています。
歴史をどう語る映画になるのか
南京大虐殺を題材にした映画はこれまでも制作されてきましたが、夏休みシーズンの中国本土の興行で歴史作品がトップに立ったことは、観客の関心の変化を示しているとも言えます。戦争や暴力のなかで民間人が経験したことを、どのような物語として描き出すのかが注目されています。
今後、各国の観客がDead to Rightsをどのように受け止めるのかによって、歴史の記憶や語り方をめぐる議論がさらに広がる可能性があります。日本の読者にとっても、国際ニュースとしてこの作品の動きを追うことは、過去と現在、そして地域の関係について考える一つのきっかけになりそうです。
Reference(s):
Nanjing Massacre film draws attention ahead of global release
cgtn.com








