トムとジェリー新作アニメ、古代中国へタイムトラベル 北京プレミアが示した東西融合 video poster
約85年続く名作アニメ「トムとジェリー」が、古代中国を舞台にした新作アニメ映画として帰ってきました。新作『Tom and Jerry: Forbidden Compass』は、中国本土での北京プレミアを経て、2025年末に中国以外での公開が予定されており、国際ニュースとしても注目を集めています。
85年目のトムとジェリー、舞台は古代中国
『Tom and Jerry: Forbidden Compass』は、ネコのトムとネズミのジェリーが「時間」を飛び越えていく物語として紹介されています。長年続くネコとネズミの追いかけっこに、「タイムホッピング(時間跳躍)」という新しい要素が加わり、舞台は古代中国へと移ります。
作品は、東洋と西洋の要素をミックスした「East-meets-West」スタイルのアニメ映画として位置づけられており、クラシックなキャラクターが新しい文化的背景とどう交わるのかが大きな見どころになりそうです。
北京プレミアにCGTNも参加 現地の熱気
中国本土では、首都・北京でプレミア上映が行われ、国際メディアのCGTNもファンとともに参加しました。現地を取材したジュリアン・ワガン氏は、長年愛されてきたこのシリーズが、いまもなお文化の橋渡し役となっている様子を伝えています。
プレミアでは、世代の違う観客が同じスクリーンを見ながら笑い合う光景が見られたとされます。セリフよりも動きや表情で笑いを生むトムとジェリーだからこそ、言語や国境を越えて共有できる「おかしさ」があると言えるでしょう。
東西が出会う「Forbidden Compass」の世界観
今回の新作は、「古代中国」と「トムとジェリー」という、一見すると遠い組み合わせを大胆に掛け合わせています。長い歴史を持つ中国の文化的モチーフと、ハリウッドで生まれたアメリカのクラシックアニメという、西と東の要素が同じフレームの中で出会う構図です。
物語の詳細は今後の公開で明らかになっていきますが、時間をテーマにした設定は、次のようなポイントで面白さを生み出しそうです。
- トムとジェリーのドタバタが、古代の街並みや建物、道具の中でどう表現されるのか
- 東西それぞれの「笑いのツボ」が、アニメならではの形でどう融合しているのか
- 長く続くシリーズの歴史と、古代という時間軸が重なることで生まれる「時間ネタ」や遊び心
世界公開は2025年末 日本のファンも期待高まる
『Tom and Jerry: Forbidden Compass』は、中国以外の地域では2025年末の公開が予定されています。正確な公開スケジュールや国ごとの展開はこれから明らかになっていきますが、日本を含む世界のファンにとっては、続報が待たれる状況です。
日本ではテレビ放送や配信サービスを通じて、トムとジェリーに親しんできた世代が多くいます。子どもの頃に見ていた人が、いまは親や社会人となり、次の世代と一緒に新作を楽しむという形も現実味を帯びてきました。2025年末の世界公開は、そうした「世代をまたいだ共有体験」のきっかけにもなりそうです。
トムとジェリーが世代と国境をこえる理由
では、なぜトムとジェリーは、およそ85年という長い時間をかけて、世界中の観客を笑わせ続けてこられたのでしょうか。今回の新作と絡めて、いくつかポイントを整理してみます。
- 言葉に頼らない笑い
セリフよりも動きや表情で魅せるスタイルのため、字幕や吹き替えがなくても理解しやすく、多言語環境でも受け入れられやすい特徴があります。 - シンプルで普遍的な構図
「追いかけるネコ」と「逃げる(ときに仕返しをする)ネズミ」という構図は、世代や文化を越えて直感的に分かりやすく、時代が変わっても共感されやすい設定です。 - 新しい舞台との組み合わせ
古代中国のように、これまでとは異なる舞台と組み合わせることで、シリーズのマンネリを避けつつ、新鮮さと懐かしさを同時に届けることができます。
これから作品を見るときの「見どころのヒント」
2025年末以降、各地域で映画を鑑賞する機会が広がっていくとみられます。これから作品を見る読者に向けて、視点のヒントをいくつか挙げておきます。
- トムとジェリーというおなじみのキャラクターが、古代中国の風景や文化の中でどのように動き回るのか
- 「東」と「西」のビジュアルや音楽表現がどのように混ざり合っているのか
- 85年近いシリーズの歴史を知ったうえで見ると、どんな「進化」や「遊び」が見えてくるのか
北京プレミアの様子からは、トムとジェリーが今も世界の観客を笑わせ、文化をつなぐ存在であり続けていることが伝わってきます。2025年末の世界公開に向けて、日本の観客も「時間旅行するトムとジェリー」をどのように受け止めるのか、注目していきたいところです。
Reference(s):
Tom and Jerry's time-hopping antics go global in East-meets-West romp
cgtn.com








