中国武術Bajiquan、清朝生まれの近接戦闘が今も孟村で愛される理由 video poster
中国武術「Bajiquan(バジーチュアン)」は、清朝期の都市・滄州で生まれた近接戦闘スタイルの武術です。激しく力強いイメージとは裏腹に、2025年の今も、滄州の一部である孟村の町では子どもから高齢者まで幅広い世代に親しまれています。
清朝の都市・滄州で生まれたBajiquan
Bajiquanは、中国武術の中でも代表的な存在とされています。その始まりは清朝の時代、滄州という都市でした。清朝の時代に生まれたこの武術は、地域で受け継がれ、今も土地の誇りとして息づいています。
特徴は「激しい近接戦」と「一挙手一投足の爆発力」
Bajiquan最大の特徴は、相手との距離を一気に詰める近接戦のスタイルと、あらゆる動きに込められた爆発的な力です。一つ一つの技は見た目にも迫力があり、短い動きのなかに強いエネルギーが凝縮されています。
このようなスタイルは、単に力強さを誇示するものではなく、集中力やタイミング、全身の連動を高いレベルで求めるものだと考えられます。だからこそ、観る側にとっても、実際に学ぶ側にとっても、大きな魅力となっているのでしょう。
孟村で世代を超えて楽しまれる日常の武術
滄州の一部である孟村では、Bajiquanが「年齢を問わず楽しめるもの」として根づいています。子どもから高齢者まで、さまざまな人びとがこの武術に親しんでいるとされ、Bajiquanはこの町で日常にもなじんだ存在になっていると見ることができます。
激しさを持つ武術が、日常の楽しみとして共有されていることは興味深い点です。そこには、強さの追求だけではなく、体を動かす喜びや、同じ型を学ぶ仲間との一体感、世代を超えたコミュニケーションなど、いくつもの価値が重なっているのかもしれません。
伝統と「いま」をつなぐBajiquan
清朝の時代に滄州で生まれたBajiquanが、2025年の現在も孟村で幅広い世代に楽しまれているという事実は、「伝統文化は激しさだけでなく、柔らかさも持ちうる」ということを示しているように見えます。
一見するとハードで専門的に思える中国武術も、地域の人びとの手に委ねられたとき、日常のなかに溶け込んだ「身近な文化」へと変わっていきます。遠く離れた私たちにとっても、スポーツや文化をどう生活と結びつけるかを考えるヒントになりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








