中国で約3年ぶりの皆既月食 赤く染まった月を多くの人が見上げる video poster
中国各地で約3年ぶりとなる皆既月食が観測され、早朝の空に赤く染まった月が多くの人の視線を集めました。本記事では、この天文現象のポイントをやさしく整理します。
約3年ぶりの皆既月食、中国各地で観測
現地時間の月曜未明、中国各地で月がゆっくりと欠け、やがて深い赤色に染まる皆既月食が起きました。今回の皆既月食は約3年ぶりとされ、月が完全に地球の影(本影)の中に入り込む状態が1時間以上続いたとされています。
人々は夜明け前の空を見上げ、日常の風景とは異なる赤い月を肉眼で見守りました。
皆既月食とは?仕組みをシンプルに
皆既月食は、太陽・地球・月が一直線に並び、地球が太陽の光をさえぎることで月が地球の影にすっぽりと入る現象です。今回も、この一直線の配置がぴたりとそろったことで、月が完全に本影に入りました。
月が真っ暗にならず赤く見えるのは、地球の大気を通過した太陽光のうち、赤い光が曲げられて月をほんのり照らすためと説明されています。夕焼けの光が赤く見えるのと似た仕組みです。
肉眼で楽しめる赤い月
天気が良く、雲が少ない地域では、特別な機材がなくても肉眼で皆既月食を観察できたとされています。明るい街中でも、月が高く昇る時間帯には赤い月を確認しやすくなります。
一方で、望遠鏡や双眼鏡を使うと、赤く染まった月のクレーターや模様までくっきりと見えるため、天文現象を好む人にとっても見逃せない機会となりました。
空を見上げる時間がくれるもの
約3年ぶりの皆既月食は、忙しい日常の中でふと空を見上げ、地球と宇宙のスケールを感じるきっかけにもなりました。スマートフォンで完結しがちな情報との向き合い方とは異なり、同じ空を多くの人が共有する体験は、静かな一体感を生みます。
次に皆既月食が起きるとき、自分はどこで、誰と空を見上げているのか。そんな問いを心に置きながら、今回の赤い月の記憶を残しておくのも良さそうです。
Reference(s):
cgtn.com








