中国本土・江西省で収穫体験イベント 国慶節&中秋節の農村観光が人気 video poster
2025年の国慶節と中秋節が重なった今秋の大型連休、中国本土・江西省Yinhe鎮の農村景勝地では、田んぼの魚取りや稲刈り、泥の上を走るマッドランなど「収穫の秋」をテーマにした体験型イベントが行われ、多くの観光客でにぎわいました。
黄金色の田んぼで楽しむ「収穫フェス」
今回のイベントが行われたのは、田園風景が広がる江西省Yinhe鎮の農村型観光スポットです。黄金色に色づいた稲穂を背景に、さまざまな収穫シーズンならではのアクティビティが用意されました。
用意された主なプログラムは次の通りです。
- 田んぼに入り、魚を追いかけてつかまえる「パディーフィッシング(田んぼの魚取り)」
- 鎌を手に実際の稲穂を刈り取る稲刈り体験
- ぬかるんだコースを駆け抜ける泥んこマッドラン
参加者は泥だらけになりながら、秋の実りを体で感じる時間を過ごしたといいます。
観光客をひきつける「農村×体験」スタイル
連休期間中、この農村景勝地には多くの観光客が訪れ、こうした収穫体験を楽しみました。都会では味わいにくい土や水の感触、稲穂の重み、稲刈り後の香りなど、五感をフルに使うプログラムが人気の理由となっています。
田んぼでの魚取りやマッドランは、単なるアクティビティにとどまらず、参加者同士が声を掛け合いながら協力したり、子どもと大人が一緒になって泥だらけになったりと、世代を超えた交流のきっかけにもなっています。
「黄金の秋」をどう味わうかという選択肢
国慶節や中秋節といった大型連休は、これまでも中国本土各地で観光需要を押し上げてきました。今回、江西省Yinhe鎮で行われた収穫テーマのイベントは、風景を眺めるだけでなく、農の現場に足を踏み入れて秋を味わうという新しい過ごし方を示したと言えそうです。
黄金色の稲穂に囲まれながら、田んぼに入って魚を追いかけ、自分の手で稲を刈り取る――そうした体験は、スマートフォンの画面越しでは得られない「秋の記憶」として、参加者の心に残ったのではないでしょうか。
これからのホリデー観光へのヒント
今回のYinhe鎮の事例は、大型連休の過ごし方が「移動」から「体験」へと重心を移しつつあることを示しています。観光客にとっては、自然の中で体を動かしながら季節を感じる機会となり、地域にとっては、農村ならではの魅力を発信する場にもなります。
年末を迎える今、秋の連休で生まれたこうした試みが、次のホリデーシーズンの観光やレジャーのかたちにどんな影響を与えていくのか、注目していきたいところです。
Reference(s):
Harvest-themed activities bring rural fun to National Day holiday
cgtn.com








