四川・ジカイ村が国連「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」2025に選出 video poster
四川省・丹巴県の山あいにあるジカイ村が、国連観光機関(UN Tourism)の2025年「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」に選ばれました。伝統文化の継承とエコロジー保護、そして持続可能な開発への取り組みが高く評価された形です。<\/p>
ジカイ村は、多くの候補地の中から選ばれた世界各地の村の一つで、四川省としては2カ所目の受賞となります。地方の小さなコミュニティが、国際的な舞台で存在感を示したことになります。<\/p>
ジカイ村とはどんな場所か<\/h2>
ジカイ村は、丹巴県に位置する農村コミュニティで、地域に根ざした文化遺産が今も息づいています。観光開発が進む中でも、村はその「本物らしさ」を失わず、暮らしと文化が一体となった風景を保ってきました。<\/p>
受賞理由となった「生きた文化遺産」<\/h2>
今回の選出では、ジカイ村に残る多様な文化遺産が大きなポイントになりました。村には、女性が大人になる節目を祝う「女性の成人式」や、漢代の石棺墓、チベット族の塔づくりの技術などが受け継がれています。<\/p>
これらは単なる観光資源ではなく、村の人びとの日常や価値観と結びついた「生きた遺産」です。訪れる人は、見学するだけでなく、その背景にある歴史や世界観に触れる体験ができます。<\/p>
エコロジー保護と持続可能な開発<\/h2>
ジカイ村は、自然環境の保護にも力を入れてきました。村の景観や生態系を守りながら観光を進める姿勢が、「健全な生態保護」として評価されています。<\/p>
また、観光を通じた収入を地域に還元し、長期的な発展につなげる「持続可能な開発」の道を模索してきました。国連観光機関は、こうした新しい地方発のモデルとしても、ジカイ村の取り組みを注目しています。<\/p>
「ホームステイ+文化+観光」という新しいモデル<\/h2>
ジカイ村の特徴的な試みの一つが、「ホームステイ+文化+観光」というモデルです。村の住民が自宅を活用した宿泊を提供し、そこに伝統文化の体験や地域ならではの観光プログラムを組み合わせています。<\/p>
例えば、宿泊客が地域の儀式や祭りを見学したり、塔づくりの技を学んだり、古い石棺墓の歴史をガイドから聞いたりといった体験が想定されます。単に「泊まる」「見る」だけでなく、村の日常に参加するような滞在ができる点が魅力です。<\/p>
住民参加型の観光と「農村振興」<\/h2>
ジカイ村の観光づくりは、上からの開発ではなく、コミュニティの参加を軸に進められてきました。住民が主体となって宿泊やガイド、文化体験の提供に関わることで、観光の利益が村全体に広がりやすくなります。<\/p>
こうしたモデルは、農村地域の経済や暮らしを活性化する「農村振興」の一つの形ともいえます。ジカイ村の事例は、人口減少や過疎化に悩む他地域にとっても、ヒントになる部分が多いでしょう。<\/p>
なぜ今、「小さな村の観光」が注目されるのか<\/h2>
大量消費型の観光が見直される中で、少人数でじっくりと地域に向き合う旅行の価値が高まっています。ジカイ村のように、文化と自然を守りながら観光を受け入れる村は、世界的にも注目されつつあります。<\/p>
ジカイ村の受賞は、観光を通じて何を残し、何を変えていくのかという問いを、私たちに静かに投げかけています。次の旅先を選ぶとき、「その場所の暮らしや文化にどう向き合うか」という視点を持つきっかけにもなりそうです。<\/p>
Reference(s):
Jikayi: Rural Sichuan community named a UN Best Tourism Village
cgtn.com








