広西・柳城の黄金の稲穂 中国「農村振興」計画がもたらす山あいの活力
中国・広西チワン族自治区の山あいに位置する柳城县で、この秋、黄金色に実った晩稲が一面に広がり、農村振興の取り組みが形となって現れています。中国の第14次五カ年計画期間の終盤に入った2025年現在、農村をどう豊かにしていくのかが国際ニュースとしても注目されています。
黄金の収穫が映す「美しい農村」づくり
柳城县は、2021〜2025年の第14次五カ年計画で掲げられた農村振興の方針の下、景観が美しく、調和のとれた村づくりを積極的に進めてきました。黄金色の田んぼと集落、それらを結ぶ道路、そして周囲を囲む緑豊かな山々が一体となり、豊かさを感じさせる風景を形づくっています。
柳城县が力を入れている主なポイントは、次の三つに整理できます。
- 耕地保護を徹底し、食料安全保障を確保すること
- 村の生活環境を整え、暮らしやすさを高めること
- 生態環境を守り、山・川・田んぼが調和する景観を育てること
耕地保護で支える食料安全保障
柳城县の農村振興を支える柱の一つが、厳格な耕地保護です。農地を他の用途に安易に転用しないよう管理を徹底することで、地域としての食料生産能力を確保し、食料安全保障を支えています。こうした取り組みは、農民にとっての安定した暮らしを守ることにもつながっています。
生活環境と生態の改善
柳城县では、耕地を守るだけでなく、村の生活環境の改善や生態環境の保全にも力を入れています。道路などの基礎的なインフラ整備とあわせて、緑地や水辺の保全にも取り組むことで、人が暮らしやすく、訪れる人にとっても魅力的な農村の姿をめざしています。
農民の「充実感」と「幸福感」という成果
こうした取り組みは、農村振興の具体的な成果となり、農民の充実感や幸福感を高めています。黄金色の稲穂が揺れる風景は、収穫の喜びだけでなく、地域に暮らす人びとの誇りや自信を映し出していると言えるでしょう。
国際ニュースとして見る中国の農村振興
農村をどう再生し、持続可能な形で発展させていくかは、中国だけでなく多くの国と地域が直面する課題です。山あいの広西で進む柳城县の取り組みは、耕地保護、生活環境の改善、生態保全を組み合わせることで、農村の活力を引き出そうとする一つのモデルと見ることができます。日本の読者にとっても、地方の暮らしや農業の未来を考えるヒントになるかもしれません。
Reference(s):
Golden harvests mirror rural vitality in mountainous Guangxi
cgtn.com








