おしゃべりするカーリーヘアの象 CuriCure:癒やしを「強さ」に変えるデザイン video poster
2025年の今、心が少し疲れたときにそっと寄り添ってくれる「癒やし系」のプロダクトが求められています。おもちゃブランド CuriCure のカーリーヘアの象は、その癒やしを「内なる強さ」に変える存在としてデザインされています。
穏やかで優しいのに、力強い「象」というモチーフ
CuriCure を生み出したデザイナー、Qi Yuting にとって、象は穏やかで優しく、同時に非常に力強い存在です。その静けさとパワーの両立したイメージが、ブランド全体の核になっています。
大きな体でゆっくりと歩む象は、声高に主張しなくても、そこにいるだけで安心感と迫力を放つ存在です。CuriCure の象は、こうした象の持つ「静かな強さ」を、かわいらしいキャラクターとして日常に落とし込んだかたちと言えます。
カーリーヘアの象 CuriCure の特徴
CuriCure は、カーリーヘアの象をモチーフにしたおもちゃブランドです。象たちは、想像力あふれる手作りの粘土装飾で飾られ、その姿からそれぞれの個性が伝わってきます。
- くるくるとした髪を持つ、象のキャラクター
- 想像力豊かなハンドメイドの粘土装飾
- 見つめ返してくるような「語りかける目」
- カラフルな装飾が、象ごとの性格や雰囲気を表現
同じ象のモチーフであっても、どのような粘土装飾をまとっているかによって、柔らかくおっとりした印象になったり、明るく元気な雰囲気になったりと、まるで別のキャラクターのように見えてきます。
癒やしと内なるパワーを編み込むデザイン
Qi Yuting は、CuriCure の象を通じて、「癒やし」の感覚を「内なる力」へとつなげたいと考えています。穏やかで優しい象のイメージに、遊び心のある粘土装飾を重ねることで、見る人の心に静かな安心感をもたらしつつ、自分の中にある強さにも気づかせてくれるような存在を目指しています。
みんなが「独立して輝く」存在であるというメッセージ
デザインには、「誰もが独立した、輝く存在である」というコンセプトも込められています。粘土装飾の色や形がそれぞれ異なり、象ごとの個性をつくり出しているように、人の個性も一律ではありません。
CuriCure の象は、その違いこそが魅力であり、一人ひとりが自分らしくあってよいというメッセージを体現しています。静かにそこにいるだけで、「自分は自分のままでいい」と肯定してくれるような存在としてデザインされているのです。
「声を持つ」ようなまなざし
CuriCure の象の印象を決定づけているのが、その目の表情です。Qi Yuting は、目が「語りかけてくる」ようなデザインにこだわり、言葉を発さないおもちゃでありながら、あたかも声を持っているかのような存在感を与えています。
見つめているうちに、うれしそうな表情に見えたり、優しく励ましてくれているように感じたりと、見る側のその日の気分によっても受け取り方が変わってきます。象たちのまなざしは、見る人それぞれの物語や感情を映し出す鏡のような役割も果たしています。
癒やしを求める時代の、小さな相棒として
忙しさやストレスを抱えがちな現代では、「癒やされたい」という気持ちと、「強くあらねば」というプレッシャーが、しばしば別々の方向に働きます。CuriCure のカーリーヘアの象は、その二つを切り離さず、むしろつながったものとして捉え直すヒントを与えてくれます。
見た目は柔らかく、どこかユーモラスでありながら、その奥には静かな強さを宿した象のイメージ。そこに、カラフルで個性的な粘土装飾と「語りかける目」が加わることで、Qi Yuting は、日常の中にさりげなく置ける「小さな相棒」のようなキャラクターを形にしています。
デスクの端や本棚の一角にそっと佇むカーリーヘアの象は、目に入るたびに「今日は少し肩の力を抜いても大丈夫」「自分のペースで進んでいこう」と、静かに背中を押してくれるかもしれません。
自分らしさを大切にしたい人、さりげなく心を整えてくれる存在を求める人にとって、CuriCure の象は、癒やしと内なる強さの両方を思い出させてくれるキャラクターになっていきそうです。
Reference(s):
Curly-haired elephants with a voice: Weaving healing into strength
cgtn.com








