ロシアのアニメ制作ベテランが「ナタ2」を称賛:映像表現に驚き video poster
ロシアのアニメーション業界で20年以上の経験を持つユリア・オセティンスカヤ氏(SMF Studioのゼネラルプロデューサー)が、映画「ナタ2(Ne Zha 2)」を鑑賞し、その映像表現を高く評価しました。長年のキャリアの中でも「本当に驚かされる作品は珍しい」としつつ、「ナタ2」は例外だったと語っています。
「めったに驚かない」制作側の目線で感じた完成度
オセティンスカヤ氏が強調したのは、単に派手な映像というだけではない点です。視覚効果(VFX)の質の高さに加え、作品全体を貫く独自のアートスタイル、そして細部に宿る手仕事のようなこだわりが、印象を決定づけたといいます。
細部の“作り込み”が映像の説得力を支える
具体例として彼女は、衣装の質感表現や髪の動きといったディテールに言及しました。布のテクスチャーがどう見えるか、キャラクターの髪がどう揺れるか――そうした要素は一見すると小さく見えますが、画面のリアリティや世界観への没入感を左右します。オセティンスカヤ氏は、こうした点が「印象的な職人技」でまとめ上げられていると受け止めたようです。
中国アニメの進歩を実感、「学べることが多い」とも
今回のコメントでは、「中国のアニメーション制作が大きく前進している」という見方も示されました。さらにオセティンスカヤ氏は、ロシア側にも学べる点が多いと述べています。
国や市場が違っても、一本の作品が「技術」「美術」「ディテール」の総合力で評価される構図は変わりません。制作現場の視点から出てきた言葉だけに、「ナタ2」がどの層に刺さっているのかを静かに示す発言として注目されます。
いま、なぜこの評価が話題になるのか
2025年12月時点で、アニメーションは配信やSNSを通じて国境を越え、映像の“見え方”そのものが作品の競争力になりやすい環境です。だからこそ、制作のプロが驚いたという一言は、宣伝文句よりも強い説得力を持ちます。映像表現の成熟が、どのように次の制作や国際的な評価につながっていくのか——今後の反響にも目が離せません。
Reference(s):
Russian animation producer praises 'Ne Zha 2' for its imagery
cgtn.com







