北半球で雪や氷のスポーツ人気が高まるなか、中国東部・浙江省にある義烏国際商貿城で、スキーゴーグルやスノーボードなどの冬季スポーツ用品の受注が急増しています。2025年の冬シーズンに向けて、世界各地から注文が雪だるま式に膨らんでいる格好です。
冬季スポーツの世界的な盛り上がりが追い風に
今回の動きの背景には、北半球での氷雪スポーツ人気の高まりがあります。提供された情報によれば、この流れを受けて、義烏国際商貿城ではスキーゴーグルやスノーボードといった関連商品の注文が相次いでいるとされています。
義烏国際商貿城は、小型商品を扱う世界最大の卸売市場とされています。従来から多様な小型商品を扱ってきましたが、この冬は冬季スポーツ用品が新たな主役の一つになりつつあります。
ゴーグルからボードまで、多様なニーズに対応
需要が伸びているのは、スキーゴーグルやスノーボードなど、雪上での安全性や快適さに関わるアイテムです。北半球の各地でスキー場やスノーリゾートがにぎわうなか、初心者向けから上級者向けまで幅広い商品に関心が集まっているとみられます。
卸売市場である義烏では、色やデザイン、機能が異なる商品をまとめて仕入れられることから、小売店やオンラインショップが自国の需要に合わせて組み合わせを選びやすいという特徴があります。
オンラインと現地交渉、二つのチャネルで取引活発
提供された情報によると、義烏国際商貿城ではオンライン店舗を通じた受注に加え、現地を訪れる海外バイヤーも増えています。バイヤーたちは実際に商品を手に取りながら、スノーボードやゴーグルなどを一括で仕入れるための交渉を行っているとされています。
オンライン経由の注文は、遠方からでも迅速に取引できる点が強みです。一方、現地交渉では、質感や細かな仕様を確認しながら条件を詰めることができます。義烏の市場では、こうした二つのチャネルが併存し、冬季スポーツ用品の取引を支えています。
見えてくるグローバル供給網の姿
冬季スポーツ用品の受注増は、義烏が世界の小売業者やバイヤーにとって重要な調達拠点であることを改めて示しています。北半球の雪山で使われるゴーグルやスノーボードの一部が、中国東部の一つの市場でまとめて取引されているという構図です。
物流や調達の拠点が集中することで、各国の店舗は品揃えを充実させやすくなります。一方で、特定の地域への依存度が高まることは、需給の急変や輸送の混乱が起きた際のリスクにもつながり得ます。
義烏の冬季スポーツ用品の受注増は、スポーツビジネスの拡大とともに、サプライチェーンのあり方を静かに映し出す出来事でもあります。2025年の冬を前に、世界の雪山と中国東部の市場が、思いのほか近い存在になっていることを感じさせます。
Reference(s):
Orders snowball at Yiwu market amid global winter sports boom
cgtn.com








