2026年春節ガラ、CMGが公式マスコット発表 干支・馬のポニーが走り出す
2026年の干支である馬の年を前に、中国本土の国営メディアである China Media Group(CMG)が、春節聯歓晩会(Spring Festival Gala)の公式マスコットとなる4頭のポニーを発表しました。自由で力強く、止まることなく走り続ける馬のイメージに、来る一年への期待が重ねられています。
4頭のポニーが「2026年春節ガラ」の新たな顔に
CMGは木曜日、2026年の春節聯歓晩会の公式マスコットとして、4頭の威厳あるポニーを公開しました。いずれも馬の年にふさわしいキャラクターで、ステージや映像の中でガラの象徴として活躍していくことになります。
今回の春節ガラのテーマは、英語で Galloping Steed, Onward Unstoppable。歴代の中国の歴史に登場する名馬から着想を得たコンセプトで、勢いよく駆ける馬の姿を通じて、前へ進み続ける力を表現しています。
干支・馬が託されたイメージとは
CMGによれば、馬は自由な精神を持ち、生のエネルギーをしなやかな動きへと変えていく存在だとされています。粗削りな力を、そのままではなく、美しく制御された動きとして示すところに意味があります。
今回の4頭のポニーには、次のようなイメージが重ねられています。
- 自由な精神
- あふれるエネルギー
- 止まることなく前進する意志
干支としての馬は、昔から「駿馬が道を切り開く」「一気に駆け上がる」といったポジティブな連想を呼び起こしてきました。その意味で、春節という一年の節目にふさわしい象徴だと言えます。
テーマに込められた「止まらない前進」
Galloping Steed, Onward Unstoppable というテーマは、単なるスピード感だけでなく、「止まらない」という継続性を強く意識させます。馬がただ速く走るだけでなく、長く、遠くまで走り続ける姿が重ねられているからです。
中国の歴史の中で、名馬はしばしば時代の転換や大きな飛躍の象徴として語られてきました。今回のマスコットが、歴史に登場するさまざまな名馬のイメージからインスピレーションを得ているという点も、その文脈に連なります。伝統的なイメージを現代的なキャラクターとして再解釈したデザインだと見ることができます。
「新たな中国の奇跡」を体現する存在として
CMGは、この4頭のポニーが、中国本土が新たな中国の奇跡へ向かって止まることなく進んでいく歩みを体現していると位置づけています。経済やテクノロジー、文化などさまざまな分野で前に進み続ける姿を、親しみやすいキャラクターに重ね合わせたかたちです。
巨大なスタジオセットや華やかなパフォーマンスが並ぶ春節聯歓晩会において、マスコットは一種の「物語の案内役」のような役割を果たします。視覚的に分かりやすいシンボルがあることで、テーマが視聴者の日常感覚にも結びつきやすくなります。
マスコットが映し出す、文化とストーリーのつくり方
オリンピックや国際大会などと同じように、大型の番組やイベントにおけるマスコットは、その年ならではの価値観や空気感を凝縮した存在になりがちです。今回の4頭のポニーも、
- 伝統的な干支のモチーフ
- 歴史上の名馬というストーリー
- 止まらない前進というメッセージ
といった要素を一つに束ねる役割を担っているといえます。
デジタルネイティブ世代が増える中で、こうしたキャラクターはテレビ画面だけでなく、オンライン動画やSNS上のスタンプ、ショートクリップなど、さまざまな形で拡散していく可能性があります。短いフレーズや印象的なビジュアルを通じて、春節の雰囲気やメッセージが日常のタイムラインに入り込んでいくイメージです。
2026年の春節を前に、何が見えてくるか
今回のCMGによる公式マスコット発表は、2026年の春節が少しずつ近づいていることを予感させる出来事でもあります。干支・馬の年にふさわしい4頭のポニーが、どのように番組全体の演出と結びついていくのかは、今後の発表や番組づくりの中で浮かび上がっていきそうです。
自由で力強く、それでいてしなやかに走り続ける馬のイメージ。そのビジュアルを入口に、視聴者は2026年という一年をどのように思い描き、どんな「前進」の物語を自分たちの中に見出していくのか――春節聯歓晩会は、そうした静かな問いかけも含んだ舞台になりそうです。
Reference(s):
CMG unveils official mascots for the 2026 Spring Festival Gala
cgtn.com








