国立大劇院が18周年、ロボット獅子舞と刺しゅうで公共カーニバル video poster
国立大劇院(National Centre for the Performing Arts)が18周年を迎え、館内全体を“公共カーニバル”のように開放する催しが行われました。ロボットの獅子舞、古代の刺しゅう、そして「どこを歩いてもオペラがある」ような空間演出が、節目の“誕生日”を彩った形です。
何が起きた?――「劇場そのもの」が祝祭空間に
今回の企画は、18周年の記念にあわせて国立大劇院が“公衆に向けたカーニバル”へと姿を変えた、という点が中心です。舞台の上だけでなく、建物のあちこちでパフォーマンスや展示が展開され、「劇場に来る」体験を「館内をめぐる」体験に広げました。
見どころは3つ:ロボ×伝統×オペラ
- ロボットの獅子舞:伝統的な獅子舞を、ロボティクスの要素で見せ方を変えた演目として登場しました。
- 古代の刺しゅう:手仕事の精緻さや歴史性を伝える“古い技”が、現代の劇場空間に置かれることで新鮮な対比を生みます。
- 「角を曲がるとオペラ」:館内の至るところでオペラに出会える構成が、祝祭の密度を上げました。
なぜ今、この形が注目されるのか
記念日イベントという枠を超えて、文化施設が「観客を座席に座らせる」だけでなく、「人が歩き、立ち止まり、偶然出会う」場をつくろうとする姿勢が見えます。ロボット獅子舞のように新しい表現を取り入れつつ、刺しゅうやオペラといった伝統も同じ空間に並べることで、“古い/新しい”を分けずに見せる構成になっています。
静かな問い:劇場は、誰のための場所になっていく?
「国立」の名を持つ舞台芸術施設が、誕生日を“公共のカーニバル”として祝う。そこには、文化の入口を広げることと、伝統の見せ方を更新することを同時に進めようとする意図がにじみます。観る側が能動的に巡る体験は、舞台芸術の距離感を少しだけ変えていくのかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








