2025年、中国映画がカナダで共感を獲得──上映拡大と「映画で知る中国」 video poster
2025年、中国映画がカナダの観客の心をつかみました。46の国と地域で上映が広がる中、カナダでも多ジャンルの中国作品が紹介され、映画を通じて中国への理解が深まる動きが目立ちました。
2025年に広がった中国映画の上映網
提供された情報によると、2025年の中国映画は世界46の国と地域で上映され、国際的な観客が映画を通して中国を理解するきっかけになったといいます。現地の観客にとっては、ニュースや教科書とは違う「生活感」や「感情の温度」が伝わりやすいのが、映画の強みかもしれません。
カナダでは10本超が国内最大規模の映画館で上映
カナダでは、ジャンルの異なる中国映画が10本以上、国内最大規模の映画館で上映され、観客から好意的な反応が集まったとされています。単発の話題作というより、複数ジャンルが並ぶことで「中国映画の幅」を体感しやすくなった点が印象的です。
「中国映画週間」が後押しした“観る理由”
さらに、中国映画週間(Chinese Film Week)のようなイベントが、地元の映画ファンにとって“最初の一歩”を後押ししました。ふだん選ばない国・地域の作品でも、特集上映は「試しに観てみよう」を作りやすい仕組みです。
現地の声:アニメーションと歴史アクションが刺さる
ソフィア・セルバンテスさん(バンクーバー・フィルムスクールの学生)
ソフィア・セルバンテスさんは、中国を訪れたことがなくても、特にアニメーションを通じて中国について学べた点が印象的だったと述べています。言語や土地勘のハードルを越えやすい表現として、アニメが“入口”になったことがうかがえます。
ブルース・フォンテーンさん(カナダ人映画制作者)
また、カナダ人映画制作者のブルース・フォンテーンさんは、中国の豊かな歴史と、アクション性の高いストーリーテリングが幅広い観客に響くと指摘しました。背景となる歴史の厚みと、身体感覚に訴える展開が両立しやすい点が、国境を越える理由の一つなのかもしれません。
“理解する”より先に、“共感する”——映画が作る近さ
映画は、文化を「説明する」より先に「感じさせる」メディアです。2025年のカナダでの反応は、上映本数の増加だけでなく、鑑賞者が自分の言葉で魅力を語り始めたことに意味があるように見えます。
- 行ったことがなくても、作品世界から距離が縮まる
- 歴史や文化が、ストーリーとして立ち上がる
- イベント上映が、出会いの導線になる
2026年1月現在、昨年(2025年)に生まれたこの流れが、どのような形で継続していくのか。次は「どんなジャンルが広がるのか」「映画館以外の鑑賞体験は増えるのか」といった点にも注目が集まりそうです。
印象に残る一文:「訪れたことがなくても、アニメーションは“学び”の入口になる」
Reference(s):
Chinese films strike a chord with Canadian audiences in 2025
cgtn.com








